最近考えていたことをしいたけ占いに代弁してもらって泣いた

※私にしか分からない表現も多い文章ですが、載せたいので載せます。

最近、自分がスピリチュアル好きだという自覚が芽生えた。
ついこの間まで、私はえげつない片思いをしていたのだが、不安になると即ELLE girlの恋愛タロット占いにすがった。
呼吸を整え、画面にずらっと並ぶカードを集中して見つめると、一枚だけ色が違うように見えるカードが現れる。というか、そう見えるまでじっと画面に集中する。そして、カードを引き、内容を味わって、都合の悪いことが書いていたら普通にもう一度ひく。(笑)

ところで、しいたけ占いの2024年下半期占いが24日の午後12時に公開されることを、数日前から楽しみにしていた。
去年の下半期占いは、「もうしいたけ占いしか信用できない！」と言う愉快な友達と一緒に見て、げらげら笑ったっけ。

4月から、ずっと激動だった。
初めて会う人と3か月ほぼ毎日顔を合わせる日々。
頑張らなくていいところで一人体を張って、損をしたなと感じる場面も多々ある。というか、毎日そんな感じ。
ふざけていないと、他人の視線を受けられない。素面じゃ誰ともまともに喋れない。まじめな話や常識的な話をするのが恥ずかしい。
そんな感じの人間なので、ずっといらんことばかり言ってきた。

そんな私の姿を見た純粋な人たちからは、「いつも元気だね」なんて言われてきた。
心も体もこんなにボロボロなのに、元気に見えているんだ。と衝撃を受けた。
気に入った人と仲良くなれなかった。というか、もっと仲良くなりたかったのに、その手段が付き合うことしかないと思ってしまって、上手くいかなかった。まあつまり告白して振られた。
ただでさえ精神が不安定なのに、振られてさらに心のバランスを崩した。もはや経験したことのない腸炎まで発症した。腹痛を抱えながら仕事をしていた約1週間は、毎日トイレで泣きたくなるほど辛かった。お腹が痛すぎて。

それが収まれば今度は、1週間で新居の契約をしなければならないという激重ミッションを得た。それもややこしい転貸方式なので、私は契約者でありながら、会社と不動産会社の橋渡しをしなければならない。
「シャッカニンバイショウ」と聞いて「借家人賠償」と脳内で変換できないのに、今日情報をくれなかったら引っ越し当日に家はありませんと言われ、半泣きで会社に問い合わせても返信がこない。やっと連絡がついたと思ったらこちらも急ぎ契約している。あなたから不動産会社にこの状況を伝えてくれと言われる。何が何だかわからない。すべて終わった今振り返っても分からない。
やっとの思いで（というか、関係各所が尽力してくださったおかげで）正式に入居申請できたのに、今度は今までちっとも知らなかった「抗菌施工代」が毎月発生する疑惑が生まれ、大困惑。毎月家賃の15％弱を払わせるなんて闇金すぎる。
やっと家が決まって、無事に路頭に迷わずに済むと思った矢先にそんなことが発覚し、また涙。
正気に戻って問い合わせたら、入居時のみの支払いとのこと。本当によかった。管理会社のことやくざだと思ってた。ごめんなさい。

毎日毎日しんどいことがあって、文字通り身を削りながらなんとか毎日機嫌よく過ごすふりをしている。もう正直、体力も気力も限界。
相当無理していたんだなと、今頃気づく。
周りのみんなは何にも悩まずにフラットな人付き合いをして、ほどほどに仲間との絆を深めているというのに。
私はこの狭い空間で激しく暴れて好きな人を失ったり、逆に一生の友レベルの信用できる人を見つけたり、（ほなええやんか）今後付き合いがある人たちにそのダサい姿を見て引かれたり。職場では気負い過ぎてけがをしたり。
やらなくていいことばかり。
でも、ぜんぶに真正面から体当たりできたことは、誇りに思う。それはもうめちゃくちゃにしんどいけど。

こんな感じで、どう考えてもコスパの悪い生き方なのに、真正面から体当たりすることをポリシーとしてきたのは、きっと、私がスピリチュアルだから。
最近そんなことを思う。
真正面から向き合わないと見えない景色があると信じている。全部自分の経験として得なければ、自分の糧にならない。人生において普遍的に使える直感的な部分が養われない。そんな気がしている。

しんどかったけど、学んだことはどの3カ月間よりも多い。浪人中の3カ月にも勝る。
全てのできごとに真正面からぶつかって得た感覚と哲学を、今後の人生に応用していく。これまでずっとそうして生きてきた。
自分をたった一人自分で支えて生きなければ。怖さ故に、過去の感覚と哲学にすがっている。
でも、フラットに、気楽に人付き合いをする人たちを見て、自分が信じてきた生き方もひどく窮屈で、陰鬱なものだと知ってしまった。
もっと肩肘張らずに生きたい。自然体で生きたい。できない自分を愛したい。もっとチャーミングになりたい。失敗を恐れたくない。人とフラットに接したい。好きな人を独占しようとするのを辞めたい。もっと自分の足で立ちたい。

それって、これからの新生活で叶うのかしら。
楽しみのはずなのに、ふと涙が出てくる。

拙文失礼しました。