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腕に「より」をかけて、糸を「より」 「より」良いものをこさえるのです
6月10日土曜日 広島県三次市であった
クラシノワ舎さんと木のおもちゃHANAさんのイベントに参加してきました
日本の棉(わた)を育てる、紡ぐ 【水無月】そだてて手しごとー間引きと糸紡ぎ
先月、伯州綿の種まきをした畑です。この畑は成長が遅いようです
原因は定かではないですが、不耕起栽培だからかなぁ?
まぁ、そのうち追いつくでしょう。皆で草むしりです
草むしりってなんでしょうね? ただただ、むしりとり進むのですけど。
それで、どうだったかと後で質問を受けたのだけど
その時は手をかけるとか...... 便利がうんぬんカンヌン言いましたが......
言いえてなくて......
草むしりをしながら
「只々色々観る」って感じでやってます
どんな意味があるかって聞かれてもうまくは話せないのですが
何年か同じ場所でやってると、
少しづつ少しづつ変わってる経っていると感じていて
言い換えると
時間をかけて土、草、虫、場(所)と対話をしてる感覚があります
意味を問われると、意味はないかもしれませんが
ソコとお話をしてる
と言うことです。
来月もこのイベントに参加しますが、綿も土も雑草も変わっていると思います
どうなっているかが楽しみです
で、お昼になったんだけど日本人は真面目にやりまーす。
お昼ご飯しましょうと声がけがあっても止めやしません
キリが良いところまではやろうとか、まだ皆んなやってるよなとか、
2-3回声がかかって終了(笑)
別の畑に移動して、
こちちは畝だてしてタネ蒔きして綿の連作障害を避けるために間に大豆を植えてあります。
そして、手仕事
三次産ひのきの間伐材をから日本版スピンドルを作って糸を紡ぎます
これも只々、自然に任させて糸を紡いよりをかけるを繰り返し。
人間の頭でああしよう、こうしてみようと考えるのでなく
力を抜いて自然にワタに任せると上手く行くようになりました
細くヨリのかかった糸を紡ぐには自然に任せることでした。まるで、坐禅のように。
ああしよう、こうしようとせず。
思いや考えが浮かんでも執着せず手放し坐するのみです
坐禅やメディテーションのような気持ちの良い時間をいただいて、
紡いだ糸の続きを家に持ち帰ってやろうとしたら!