プロローグ 男性の育児休暇
男性の育児休暇についてお話しする前に、日本の出生率はどのくらいでしょうか?
内閣府の調査によれば、日本の出生率は1947年頃は4.3を超えていましたが、2020年には1.36となっています。
これにより1人の母親が出産する子どもの数は年々低下していることが伺えます。出生率が低下する理由は、晩婚化や子どもを持たない生活を希望する人など、生活が多様化が背景があります。
一方で子育て家庭は経済的な負担が大きく、育児の現場はまさに時間との勝負。ママやパパは子どもの親であると同時に、病気をしたときは看護師、普段の育児は保育士、食事などは栄養士といった複数の役割が求められます。
『24時間365日、フルタイムフル出勤』
ところで、育児について相談できる方はおりますか?核家族化が進み、日本全国では子育てに関する悩みを持つ家庭が増えているように思えます。
現在、国は少子化に歯止めをかけ、将来を担う若者に大きな負担がいかないように公平な負担を求めていこうとしています。
男性の育児休暇取得率を向上させ、出生率を増やすことで持続可能な社会の実現を目指しています。
突然ですが、日本の男性の育児休暇取得率はご存知でしょうか?※ちなみに女性は80%ほどです。
答えを申しますと、日本男性の育児休暇取得率は平成30年で6%です。
ノルウェーやスウェーデンでは80%、ドイツやオランダでは20%となっています。
男性の育児休暇の取得率が低い理由は何でしょう?
話は変わりますが、年始には有名ドラマ『逃げるは恥だか役に立つ』が放送していました。
私はあまりテレビは見ないほうなのですが、妻が大好きなドラマで私も釘付けになっていました笑
このドラマでは、男性の育児休暇の取得について取り上げられています。
ドラマの中で子どもの出産時に平匡を演じる星野源が会社に育児休暇の取得を申し出ます。
上司からは『男性が育児休暇を取るの?』と返されます。
男性の育児休暇の取得については権利として存在はするものの、まだまだハードルが高く、会社からも理解が得られていないように思われます。
理由はさまざまですが、仕事が回らない、会社として制度が整っていない、取得しづらいなどが挙げられます。(詳しい理由は別の記事で掲載。)
私は第2子出産時に3ヶ月の育児休暇を取得しました。取得については上記のような理由で悩んでおりましたが、結果取得したことで圧倒的に良かったと思っています。
何より家族との絆も深まりました。
そして私の後に3名の同僚が育休の取得について私に相談があり、全員取得に至ったことはとても嬉しいものでした。
男性の育児休暇の取得率は低いままですが、だからこそ今後の伸び代もあると思います。
今後の記事で育児休暇の制度や体験談などについて掲載していきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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