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家に閉じこもったままでもご機嫌でいるのに大切な3つのこと

本当は週末の更新を目指していたのですが、楽しいことを始めてしまい、遅れてしまいました。

不要の出社を控えて在宅勤務をするようにとの連絡がきてから6週間が経とうとしています。

私の周りで感染が確認されたという事実は今の所ありません。今までも、在宅勤務をすることは多かったかと思いますが、それでも多くて週に2回。1週間丸々外にでないようにするなんていうことは経験をしたことがありません。

最初は久しぶりの春休みくらいの感覚でドキドキしながら突入したお家生活ですが、外に出ないというのは想像以上にストレスが溜まります。ここ3週間はスーパー・銀行・郵便局以外には行っていません。

緊急事態宣言が出るとかでないとかで、今まで外に出られていた方も籠家生活を始めるのではないでしょうか。今日は6週間の生活で気づいた、お家の中でできるだけご機嫌でいるための方法をお話したいと思います。

時間を感じる

最初の1週間は朝起きて部屋着のまま仕事ができるのは幸せだなと感じ、これまで通勤に1日2時間も失っていたかと思うと馬鹿らしくも思えてきました。しかし、しばらく経つとなんだか体も心もだるさが抜けない。相方も同じように在宅なのですが、二人ともぼーっとしている日々が続きました。

色々試したのですが、時の流れを感じる生活を送ることで大分辛さが解消されました。在宅勤務初期を振り返ると、時間の感覚が失われていたことに気づきます。何時にどこで誰と会うとか、この時間の電車に乗らないととかいうものが一切なくなるので、時計を見なくなります。朝起きて、パジャマでカーテンを閉めたまま書斎に閉じこもって気づいたら夕方なんてことがしょっちゅう起きました。

朝起きて着替える、カーテンを開ける、昼ご飯を食べる、夕日が沈むのを見る。自然的なものでも、文化的なものでも、時間の流れを感じる習慣を意識的に取り入れたほうが良いです。

四感を刺激して日々に抑揚をつける

これは同じような生活を長期間送る同僚たちとも話したのですが、家の中にずっといて同じようなことばかりをしていると頭がぼーっとしてきます。なので日々、色々な刺激を自分にインプット仕上げたほうが良いです。

例えば、ある人は毎日違う入浴剤を入れてお風呂に入っているそうです(しかも1日2回)。私はというと、一定時間ごとにお気に入りの香水をつけます。外にも出ないのにおかしなことだなと思いますが、気づいたらこんなことを始めていました。それから、お茶を淹れる頻度がものすごく増えました。家には10種類くらいの和茶・紅茶があるのですが、毎日何杯も入れています。歯磨きの頻度も増えました。

家には、コーヒーに誘ってくれる友人も化粧を直す機会もありません。色々な刺激を自分に与えて抑揚のある毎日を送ることが自分を守ることにつながると思います。

ただし、これまで以上にスクリーンを見続けることが増えます。なので、視覚刺激は少なめに、四感の刺激がおすすめです。

表現する

私は元来、非常に内省的な人間です。物思いにふける、読書をする、語学勉強をする。それだけで満足して約30年を生き抜いてきました。

奇しくも、noteを最初に書いたのがちょうど一か月前。在宅勤務が始まって2週間が経とうとしていたころです。その頃、色々なことがあったのですが、振り返ってみると丁度在宅勤務続きで頭がぼーっとしてきた時期とつながります。無意識に心が悲鳴を上げていたのかもしれませんね。

表現するということは、人に伝えるということとは少し異なります。何かを作るという過程は頭の中をまさぐって、断片をかき集めて自分をとりとめる行為のようです。

noteの他にもう一つ楽しいことを見つけて小さなプロジェクトを開始しました。そのうちこちらでお伝えしたいと思います。


外に出れない中で意識的に自分を守る


時間を感じる

日々に抑揚をつける

表現する


今はコロナの感染から自分や身の回りの人を守ることで精いっぱいです。しかし、ただただ無意識的に籠部屋を送っていれば、体も心も悲鳴をあげます。それはじわじわやってきて、いたるところを無神経にしていきます。

いたるところに暗いニュースが流れ、それを慰めてくれる友人や家族と離れたり、最悪彼らを失ってしまったら。感染症から自分を守ることができても内側から壊れていってしまうのではないでしょうか。

私は病気の素人ですが、実体験として2週間の在宅勤務でその入り口まで見えたような気がします。他にもたくさん方法はあると思いますが、一人でも多くの方が自分のご機嫌をしっかりと見極めて、来年の桜を明るい気分で眺めることができることを願ってやみません。

2020.04.06 桂花

写真:家の中で写真を撮り始めました。

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