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何故人は争うんだろう?

この自粛期間、
会社は好きなんだけど、とにかく「働く」ということが嫌になった時期があった。つまり人はなぜ働くのか分からなくなった。

体調が悪く、ネガティブな思考になってしまっていたのも多少あっただろう。それでも、毎日「働きたくない」と言いながら踏ん張って仕事をしていた…。

それはもちろん、お金がないと生きられないから、給料のために働く。
では、ある程度溜まってきたとして、それでも人はなぜ働くのか?

バビロン大富豪の教えには、
人に感謝される仕事をする、仕事が新たな仕事を生み経済を回す、世界はそうやって良くなっていく、
と書いてあった。

とはいえ普段働いていて、そんなにマクロ的に考えられない…。(なんせ私は半径1mくらいのことしか考えられない、ミクロ人間だ。社会貢献はしたいが、そんな大きなことは考えたことがない。)

そんなとき、友達から「魔法を使えたら何がしたい?」と問いかけられた。
私は自分でも驚くような答えがすぐに思いついた。
「家族と幸せに暮らしたい」と。
昔の自分であれば、外で活躍したい気持ちが勝って、家族は後回し、よく外面がいいねなんて言われていたくらいだった。
それが大人になってから変わった。
今の家族も大事にしたいし、もちろん新しい家庭も築きたい。

そんなふうに思えた時に、ふと「外があるから"ホーム"もある」のではないかなと思った。

外で夢の実現、ありたい姿の追求のために様々な葛藤をし、時にもがき、苦しみ、失敗もする。
もちろんハッピーなこともあるだろう。
それらを持ち帰って、話を聞いてもらったり、聞いたり、何気ない話で談笑したり。。
そこには損得感情などない、ただ頑丈な信頼関係で結ばれている。

そんなときに溢れ出る、なにものにも変えがたい、あの温もりが好きだ。

では、ホームだけでも幸せか?と逆説的に考えてみた時に、それは否だと思ったのだ。
外は厳しい世界。
てまも自己実現のためにそこにいなければいけなくて、そこにいるからホームにも戻ってくる。

そしてその自己実現こそが、幸せに生きていく上で大事なのである。その積み重ねが自分の自信に繋がるのだと。
自信があると、挑戦に対して積極的になれる。
挑戦が多いほどたくさんの夢を成し遂げられるはず。
そんな自分を好きでいられれば、なんせ周りにも優しくできる。
だから人は失敗をしてもめげず、次につなげてまた理想の自分に近づく努力を怠らない。

そんなサイクルを回すことで「自己実現」ができるのは仕事のみなのではないかなと思った。
本当に仕事しか思い浮かばない。
歴史を辿っても仕事しかなかったのではなかろうか。

だから人は仕事をし続けるのか。
仕事も、ホームも、大事にして、
何より自分のことを大切に、好きでいられるように、ハッピーに生きよう、と心に誓った。

青春ナイト落ち込んでちゃそんなの勿体ないでしょ〜
青春ナイト後悔してる暇もないの〜
そんなこと全然わかってる〜

つんくさんの歌詞が胸に刺さった夜であった…。(モーニング娘。で青春ナイト)

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