レインボー難民を支援するPRFKプロジェクトサポーター山本そよか【私がつくる理由#08】

HELLO MY BLENDは、食の手づくりキットの提案を通して、手づくりをもっと身近に「つくる」を楽しむ！のコンセプトを広めているブランドです。
「私がつくる理由」と題して、アーティストや、画家、ショップオーナー、ミュージシャンなど普段から創作活動をされている方々に「つくること」にまつわる様々な事柄をインタビュー形式でお届けしています。

第8回目となる今回は、PRFKプロジェクトサポーター、山本そよかさんの"私がつくる理由"。

Q：自己紹介をお願いします。
山本そよかと申します。普段は、グラフィックを中心としたデザインの仕事をしています。その傍らで、レインボー難民の支援活動をしています。

レインボー難民
性的指向、性自認がマイノリティーであることで深刻な迫害を受け、逃げて、庇護を求めている人たちのことを言います。

その方たちの支援をしていく中で、特に私が深く関わっているのが、PRFKプロジェクト（PROGRESSIVE RAINBOW FASHION KENYA）というプロジェクトです。このプロジェクトはファッション、製品の制作をする中で、彼らが経済的な自立、エンパワーメントをしていく目的を持ったプロジェクトです。そのメンバーはケニアのレインボー難民の方々で、主には、ウガンダから逃げてきた方々です。

Q：PRFKプロジェクトを始めたきっかけを教えてください。
彼らとプロジェクトを始めたきっかけは、私がSNSで彼らの作っているお洋服を見つけ、それに惚れ込んでしまい「このお洋服を買えませんか」とメッセージを送ったことが始まりです。
そのときは、専用の設備もなく、彼らが住んでいるアパートで壊れかけのミシンで作っていましたが、一緒にPRFKというプロジェクトを始め、クラウドファンディングも行いました。日本の支援者の方々からもたくさん支援をいただいて、今では機材や資材も揃って店舗も構えることができています。その店舗は、ホームレスになってしまった仲間を助けるためにも一役買っています。支援してくださった皆さまには、本当に感謝しています。

Q：PRFKプロジェクトの特徴は何だと思いますか。
このプロジェクトが特別な理由は、彼らが考えて、彼らが責任を持って、彼らが汗をかいて自分たちが自立するため、そして、仲間を助けるために作り上げているからです。
迫害と支援という動きの中で、海外からの支援とそれを難民の方々が消費するというスタイルではなく、彼らのエンパワーメントになる、つまり、彼らが誇りを持って知識や経験を積み重ねて発言力を持っていって繋がりを広げていけるプロジェクトとして効果的な取り組みの一つになったらいいなと思ってやりがいを持っています。

Q：現地のプロジェクトリーダーはどんな想いで取り組まれているのですか。
PRFKのリーダーのグラハムさんにも作る理由を聞いてみました。
彼が言っていたのは、現在、LGBTI難民の方々はコミュニティーの中で迫害を受けて軽蔑されていて、変わり者だとか怠け者だという風に思われている。そして、何かを成し遂げられると思われていないという状況があるということでした。
そんな中で、LGBTIの人たちも才能があって世界の人々に愛されるような仕事ができるのだということを証明したいという風に仰っていました。
そして、その活動を通してコミュニティーを一つにしていくのが最大の目的だと仰っていました。

PRFKで制作されたマスク

Q：そよかさんの「つくる理由」を教えてください。
私が作る理由は“ LOVE ”です。私自身が、ものに対して愛を見つけ出したり、それを誰かに渡したいなという気持ちを抱いたり、その人たちにも愛が伝わったらいいなという想いがあります。それが、私が作る理由です。

Q：今後の展望を教えてください。
このシャツを実際に手に取って見てもらえ、一緒にお話しできる場を設けられたらなと思っています。そして、人権の侵害がなくなった社会が実現し、皆が安心して笑顔でカラフルな世界を楽しめる日がくるよう活動を続けていきたいです。

＜スタッフあとがき＞
「モノに対して愛を見つけ出したり、それを誰かに渡し、受け取った人にも愛を伝えられたら。」そよかさんの言葉には、周りに対する愛で溢れている。
今回の取材を通して支援の形は様々ある中で、そよかさんの関わるPRFKプロジェクトは、より難民の方が自尊心を高めることのできる取り組みであると感じた。
「支援をする側、される側」と線引きされた形ではなく、自らの労働を以って報酬を受け取ることで、難民の方々が、知識や経験を積み重ね、誇りを持って暮らせる、エンパワーメントができるプロジェクトとなっている。運営することがいかに大変なことかは想像に難くないがその上で、彼らの将来を真剣に考えたこのプロジェクトは、本当に彼らを想っているからであり、そよかさんが日頃から大切にしている「愛」があるからこそ継続できていることである。
何より、カラフルな色合いのパモジャシャツは、とても魅力的で私たちに元気をくれるファッションアイテムだ。おうち時間が長引く今だからこそ、カラフルでハッピーになれるアフリカンファブリックの柄シャツはいかがですか。

日本女性が着ても素敵なアフリカンシャツ

山本そよか × HELLO MY BLEND

わかりやすい説明と必要なものがその分量ずつきっちり揃っているので
ただただ、楽しく作れました。スパイスを潰すのが楽しかった！
ぐつぐつしているスパイスの見た目にも香りにもワクワク。
そしてレモンを入れて出来上がった時の湯気もすごくいい香りで幸せな気分になりました。

心も体も暖まる自家製ジンジャーシロップが家でいつでも楽しめるのはとても嬉しいです。意外と本当にいろんなものに合うのでこれからもジンジャーシロップを使ったいろんなレシピをおうちで試してみたいです。

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PRFKプロジェクトについて
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日本におけるPRFK製品取り扱いwebサイト＊　https://rrcj.thebase.in/　　 　

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