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英語で独り言をしゃべる

私の洋書の読み方」に続いて「シャイな私の英語勉強法」の中に挙げた独り言について今回は書いていきたいと思います。


独り言を始めたきっかけ

シャイな私の英語勉強法」でもお話しているのでささっとになりますが、ワーホリで仕事中に同僚に話しかけてもらってもうまく会話が出来ず、編み出したのが独り言です。
編み出したというと大げさですが、話したいけど勇気もないし英語に自信もないし、けど話せるようになりたいから同僚が去った後
「あー、こう言いたかったな」とか
「こんな感じで返したらよかったのかな」
と自然と考えるようになりました。
自分の頭の中にはペラペラで自信を持って英語を話している自分がいるんですよね。
それになりきって話していました。

独り言のやり方

そんな感じで頭の中で会話のシミュレーションをしていると分からない単語や言い回し、文法などが出てくるのでそれを調べてはまた実際の会話を思い出しながら独り言を言うという感じ。
自分が返答した後の会話は想像でOKです。
「こう返事したらこう返ってくるかな?」
「それを英語で言うとこんな感じになるのかな?」
相手の返答も英語で想像してひたすら頭の中で会話を繰り広げて、とにかくすべて英語で考える。

単語や文法、言い回しを調べるのは英語について書いているブログとかYoutubeなどで表現を探していました。
今ならInstagramとかnoteもいいと思います。
辞書だけで調べるのはおすすめしないです。
辞書はただの単語の羅列で、文脈とか脈絡とか考慮されてないので
そこからどれが自分の言いたい単語なのか調べるのは結構難しいと思います。

もし日本にいて英語で話しかけられる機会がないのであれば、普段の独り言を英語に置き換えてOKです。
「あ、トイレ行きたい」
「ごはん作らな」
「えーーーもうこんな時間!」
などなど。
友達や家族との会話を頭の中で英語で言ってみるのもありです。
「今日何時に帰ってくるん?」「分からん。分かったら連絡するわー」
「明日暇?暇なら遊ぼうー」「明日ちょい忙しい。ごめん」
などなど。

それ以外でも例えば新しい表現を知った時に頭の中でそれを使った英文を使いながら頭の中で誰かと会話してもいいと思います。
「この表現を使う時ってどんな会話だろ?」
「話の流れはどんな感じ?」
そんなシチュエーションも考えながら頭の中ですべて英語で会話を考える。

私なりの独り言のポイントは口語か会話である事です。
最終的に英語を話せるようになることが目的なので独り言は会話形式か、自分に対しての独り言なら口語でするのがいいと思います。

インプットの質を意識する

そうして頭の中でシミュレーションをすると簡単な英文でも言えなかったり、今さっき習った表現でも詰まったり、分かっていると思っていた文法でも「あれ?」ってなったりすると思います。
この「あれ?何だっけ?」「これで合ってる?」と感じるということはそこに苦手が隠れている証拠です。
私の洋書の読み方」の中でインプットの質をあげるという話をしたんですが、「あれ?」って思うという事は自分の中で自信のない所=苦手な部分です。
この「あれ?」は一昔前に流行った「モヤっと〜/すっきり〜」と同じ理論で(知らない方はすみません)
「なんだったっけ?」
「モヤモヤする」
「はっきり思い出せない」
この状態の時に欲しい情報をインプットすることで
脳が「あーそうだ!」っていうスッキリを味わえて記憶に残りやすくなります。
これがインプットの質を上げるポイントかなと思います。
なので会話を考えてみて「あれ?」が出てくればインプット。
また会話を考えてみては「この表現は何だろ?」が出てくればインプット。
そしたらもう一回同じ会話をシミュレーションしてみる。
これの繰り返しです。

アウトプットできるタイミングを見極める

シャイな私の英語勉強法」の中で

闇雲にアウトプットするよりも自分はどのタイミングでアウトプットしたら身につくのかというのにもぜひ目を向けてみてください

シャイな私の英語勉強法

と偉そうな事を言ったんですが
自分が実際の会話の中で「調べた(インプットした)のに言えない(アウトプットできない)」という場面がたくさんありました。
別に忘れて言えなかったというわけではなく、声に出せなかったんです。

そこで一度考えてみることにしました。
なぜ私は自分の英語に自信を持って話せないのか。
なんなら前日に調べて(インプットして)頭の中で何回も会話のシミュレーションもしたのに。

たぶん私のような性格な人には多いと思うんですが
「間違ってたらどうしよう」
「変な英語だったら恥ずかしい」
この恐怖心がどうしても払拭できないが為に話せない。
どれだけインプットしても一歩が踏み出せない。
じゃあどうしたらそこを克服できるのか。

私の場合は「実際にその英語が使われているのを聞く」ことでした。
それもInstagramやyoutubeの中でではなく、ネイティブの人が話している会話の中で聞くことやリアリティ番組の中で使われているのを聞くことが一つの方法でした。

例えばですが
ワーホリ中にある語学学校のトライアルの授業を見た時

はい、「シャイな私の英語勉強法」を読んでくださった方はあれ?と思ったと思います。
語学学校は行かないって宣言しといてトライアルには行きました苦笑

生徒さんたちがスモールトークの練習をしていてその中に「same old same old」という表現が出てきました。
へぇーと思ったものの私はワーホリ中に使えなかったです。
なぜならワーホリ中に誰かが使っているのを一度も聞いたことがなかったからです。
その後永住してからバリスタをしている時に初めて聞く機会がありました。
これで私の中でこのフレーズは”アウトプットできる状態になった”ので実際に使えます。
使うかと言われるとちょっとそれは別問題ですが笑
好みの問題です。

皆さんの中で「こういう状態までいけばアウトプットできる」という目安はありますか?
今までで何かアウトプットできた時ってどんな時ですか?

アウトプットの目安が自分の中でできると英語が話せるようになる一歩だと思います。
あるいはアウトプットできない時に凹まずに済むかもしれないです。
これも結構大事で、勉強中モチベーション上げておくのって大変だと思います。
ですが、自分の中でアウトプットの目安が分かっていれば勉強した事が発揮できない時でも自分で「なぜか」が分かります。
そうすると焦らずにまたインプットに取り組めるんじゃないでしょうか。
何度も言いますがインプットに時間をかける事は何も悪いことではないです。
自分のアウトプットできるタイミングを見つけてください。
そしてそのタイミングを見逃さずに少しずつでもアウトプットしていけば必ず英語が話せる時がきます。

誰かの参考になると嬉しいです。


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