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[SES]SES営業とかいうエンジニアの敵①

※ 本記事は個人の見解も含まれるため、鵜呑みにしすぎないようにしてください笑

こんにちは!

皆さんはSESというワードを耳にしたことはありますか?

SESとは、System Engineering Service の略で、言葉の意味としては以下のような感じです。

システムエンジニアリングサービス契約(SES契約)とは、システムエンジニアが行うシステム開発等に関する、委託契約の一種(委任・準委任契約等)で、システムエンジニアの能力を契約の対象とするものである。

出典:wikipedia

あまりイメージできないかもしれませんが、簡単に言うと、自社ではなく顧客先に常駐して労働力を提供しお金をもらうということです。

1年半前までは自分もこの形態でエンジニアとして仕事をしており、AI製品開発プロジェクトやECサイト制作のプロジェクトに参画していました。

そして顧客とエンジニアを仲介する立場にいる人間がSES営業です。

SES営業は、エンジニアを募集している顧客と、自社で抱えているエンジニアとのマッチングをすることが仕事です。
SES営業の元には多数の案件がやってくるので、エンジニアの保有スキルとマッチ度が高い案件があれば、顧客とエンジニアの面談(詳細は別記事で)のセッティングを行います。
面談後、顧客からOKが出て、かつエンジニアもOKであれば案件参画決定となり、エンジニアは顧客先へ常駐することとなります。
常駐後もSES営業は定期的にエンジニアに対して、困り事などのヒアリングを行い、フォローしていきます。

と言うのがSES営業の仕事を簡単にまとめた形になるのですが、これだけを見ると、「SES営業って面白そうな仕事だな!」「エンジニアのキャリアのためには重要な役割なんだな!」なんて思う方もいらっしゃるかもしれませんが、それは一部で正しくて一部で間違っています

それでは、実際に僕の担当だったSES営業のエピソードを以下にまとめましたのでご覧ください。

  1. 最初の案件が未経験かつ1人常駐

僕は新卒でSES企業に入社をしました。
そのため、3ヶ月ほど外部研修へ行き、そこで基本的なIT知識やHTML/CSS、JavaScript、Javaといったプログラミングを学んでいました。
研修が終わるといよいよ案件参画へと動き出します。
エンジニアは1人1枚スキルシートと呼ばれる、自分の経歴やスキルや保有資格などをまとめた資料を作成します。
SES営業は、このスキルシートを顧客先に送り、顧客から「このエンジニアに会ってみたい」となれば面談となります。
僕は研修で行っていたJavaの案件を希望しており、スキルシートもほぼJavaのことしか書いてなかったのですが、面談セッティングされたのはPythonの案件(AI製品開発)。。。
しかも募集人数は1人なので、仮に面談が合格したとしても自社の先輩社員や上司のサポートを受けることができない孤独な環境で業務することになります。
(担当営業には言いづらいですが)面談を断ることも可能ではありますが、実はこの案件の面談が決まるまでに2社ほど面談でNGを食らっていたため、この段階では「もうどこでもいいから決まってくれ。。。」というような状態だったため希望とは反する案件でも面談を受けなければならない状態でした。
その後面談は合格し、参画に至ります。
以上のことは、一方的に担当営業のみに非がある訳ではありませんし、マッチングしてない案件に行かされるというのはよくある話ではありますが、当時新卒だった僕としては不安しかありませんでした。

2.入場日に同行しない

顧客先に参画することを入場と言います。
上記で述べたAI製品開発の案件は初めての案件で初めての入場となるので、1週間前ぐらいから不安でした。
入場数日前、担当営業からメールが送られてきて、そこには入場日の詳細が書かれていました。
書いてあった内容は、「顧客先住所」「到着時間」そして「到着後連絡先」。
「到着したら営業に電話して現地で会えばいいのかな!」と思ってましたが、書かれていたのは顧客先担当者の連絡先。
当日は担当営業は同行せず、着いたら自分で顧客先に連絡し、あとは顧客の指示に従えということです。
正直これはかなり冷たいなと感じました。

以降は、「 [SES]SES営業とかいうエンジニアの敵②」に続きます…




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