エデュテーナーでありたい〜英語教育者向けイベントに参加して〜
お久しぶりの投稿になってしまいましたが、この間、週末にオンラインで子どもたちと英語レッスンをしておりました!
本日は、英国オックスフォード大学出版局が主催する英語教育関係者向けのオンラインイベントOxford Day Online Asia 2024: Discover the Joys of Teaching(2024年11月23日開催)を視聴して、自分のレッスンにも取り入れたいと思ったことをシェアしたいと思います。
エデュテーナー性を呼び覚ませ!
エデュテーナー(Edutainer)とは、
Educator(エデュケーター/教育者)+ Entertainer(エンターテイナー)という造語だそうです。
「自分のedutainer性を呼び覚まし、ジェスチャーたっぷりでレッスンに臨め」とは同出版局による世界中で使用されている幼児向け教材の著者のことばでした。
教師や講師は学習者に知識を身につけさせることに意識がいきがちです。
しかし、特に幼児や小学生などの小さな子どもたちには、「楽しさ」がそこにあることが大前提ですよね。
エデュテーナーという新語から、「子どもたちをどう楽しませるか」についても、英語教育者として追求し続けたいと強く思いました。
先生がワクワクすることは何か?
最も印象に残っている先生は?
「教える本人の関心をレッスンに取り入れ、”リアル”なレッスンにしよう」とは同出版局の別の未就学〜小学生向けテキストの著者の言葉でした。
自分の身の回りの"リアル"とレッスンで見聞きしたことがつながった瞬間の子どもって何かに気づいたような、パッとした表情に変わる気がします。
このような体験をできるだけ多く作ってあげることが、先生の大事な役割の一つなのだと改めて思いました。
テキストや教科書をなぞっているだけでは、暗記中心となってしまい…おもしろくないことも多いですよね。
自身を振り返ってみても、大学のポルトガル語文法の授業で、全く関係ないヤギ(ひつじだったか?)について一コマ語り倒した先生がいました。もはや話の中身は全く覚えていませんが、すごく楽しい雰囲気だったし、先生にはいいイメージを持ったままです。
話題がヤギでいいかどうかは別として(笑)、先生自身が熱量を持って語れることは、子どもへも大きな良いインパクトを与えるんですね。
義務教育の英語教師ではない私だからこそできる、クリエイティブなレッスンを展開したいと思いました。そして、子どもの学びが本人のリアルにぐっと結びつくようなしかけ作りも意識したいと思います。
録画を何回も視聴するほど学びが多いウェビナーでした。関連の投稿をもう1本したいなと思うほどです。
最後に、近日中に久々の対面イベントのお知らせをお送りしますので、ご期待ください!