【読書】松浦弥太郎『伝わるちから』 大人って楽しいことだらけ
読書が好きな方に共通する悩みだと思うのですが、みなさん増え続ける本はどうしていますか?
まず読んでみて、手元に置いておきたい本と、手放しても良いかな、という本に分かれると思うのですが、ある程度読んでみないと満足度は分からないから、私はやはり初めはキレイに読もうと心がけます。
文庫で購入した「伝わるちから」。帯にイモトアヤコさんが「たくさんページを折ってたくさん線を引いて、わたしの本棚の中で1番汚してしまった本です」とあります。
まさにそれです。めっちゃ線引きました。これは絶対売れないし売らない。
夫にも読んで欲しくていつも手に取りやすい場所に置いています。
『行きつけをつくる』なんて、ぜひやってみたい!旅先で友人ができるなんてどんだけコミュ力高いんだよ!と思っていたけど、なるほど。大人っぽく、スマートに自然に、友人をつくる方法。これなら私もできそうだ!
『素敵なお返し』も、なんて素敵なんだ!人生をキラキラさせるものは毎日の積み重ねなんだということを再認識。
日常に大きなイベントがなくたって、毎日の人と人との関わりほど豊かなものはない。
中でも衝撃的だったのは、『もし自分をやっつけようと思ったら何をするか。』
とてもシンプルかつ新たな視点。
「成長とは、常に自分が味方なり敵になり、強いところと弱いところを、知ることから始まる。やりたいことよりも、今やるべきことを知る。」ということ。
大人の楽しみがつまったこの本。何度も何度も読み返したい。
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