【前編】仁藤夢乃の炎上劇その②:温泉むすめ リアルに有馬に行って現地調査してみた(ヒアリングも追記もあるよ!)
まとめとツイート
炎上劇①死闘!仁藤夢乃VS室井佑月
についてはこちらのまとめでもご覧ください。
なお、ワタシはこのまとめには一切関与していません。
過日、室井佑月氏とのバトルの痕跡を打ち消すかのように、仁藤夢乃氏が「出張先で「温泉むすめ」のパネルを見て」と突如ツイートを連投。それをきっかけに温泉むすめは炎上しました。
こちらが仁藤氏のツイート(連投)です
長ったらしいツリーを見てわかるとおり、仁藤氏は出張先が有馬温泉だとは明言していません。
仁藤夢乃氏はどこの出張先でどんなパネルを見たのか。証拠写真一枚載せることなく炎上させました。彼女が言うように、本当に温泉むすめは「性差別で性搾取(原文ママ)」にあたるのか。
その謎を解明するため、我々調査隊は日本を代表する三つの温泉の1つであるという、六甲山の奥地、有馬温泉へと(宣言の上で)向かった!!
インタビューその1:SABOR(サボール)さん
目的のお店は湯本坂の始まりにありました。
ひっそりとしています。パッと見てすぐにそれだとはわかりにくい感じです。何故こんなカンジで馴染んでいるかも調査で判明したのでお知らせしますね。
たとえば、ちょっと観光客が見えているのでぼかしを入れましたが、こちらは金の湯さん。有名どころですね。
この画像の奥には足湯スポットもあり、パラつく雨でも上に屋根があるので観光客の方々が足湯を楽しんでいました。
画面左手に黄土色っぽい四角いのが見えますか?
この垂れ幕、看板幕とか懸垂幕とか、店頭幕ともいわれるようですが、こちらを拡大してみましょう。
ありました。かわいいキャラクターが印刷されています。
あとでまた取り上げますが、この垂れ幕と同じデザインのラベルが貼られた商品を販売しているSABOR(サボール)さんは、この建物の2階にあります。
建物の1階入口は有馬玩具博物館です。
木のおもちゃなんかがいっぱいあります。今はクリスマスシーズンなのでそれっぽいものも売っていました。割とにぎわっていましたね。
おもちゃの横をすり抜けて階段を登るとすぐにSABORさんへ。
SABORさんに向かったのにはある目的がありました。
それは温泉むすめの風花ちゃんバージョンのグラスをゲットすること。
店内に入ると目に優しい全体的にセピアでレトロな店内です。
プレミアムBOXもカワイイなぁ。
どうやら販売しているらしいです。
サボールコーラはこちらのお店のオリジナルコーラ。近年密かに人気のクラフトコークってやつですね。1人内緒で飲みましたが、ちょっとショウガっぽい感じがあるなあと思ったら、山椒が入っているのですね。
山椒と言えば「有馬山椒 山椒彩家(川上商店)」さんです。
地元にも住んでいた東京や愛知にもこういう佃煮はないので来阪してしばらくハマってしまったのがちりめん山椒です。山椒は有馬名産品の1つなんですね。あまりに気に入ったのをみた義母が一緒に有馬に行ったときに買ってくれたり、手作りしてくれたりしました。
サボールコーラには湯女のマキさんとヤタガラスがSABORのハンバーガーと共に描かれているポップなラベルのバージョンと、
この垂れ幕の温泉むすめである有馬楓花ちゃんのラベルバージョンとがあります。
ここから確認できます→こちら
※この二つの画像はうっかり撮影漏れていたため、SABORさんのblogからお借りしています。問題がありましたらお手数ですがご連絡ください。
グラスを購入し、梱包のお支度をお願いしている間に、20代と思しき女性店員さん(以下、「S店員」)からお話を伺いました。
実際炎上はどれほど影響=炎上効果があったのか
我「炎上ありましたよね?」
S店員「あーありましたね」
と、炎上していたことは知っている模様。
我「実際影響ありましたか?」
S店員「炎上していると言っても、もう何年もこちらは長くやっているので、全然影響はなかったです。ただこれから取り入れようとしていた温泉街さんはびっくりしたかもしれませんね?」
とのこと。
S店員「ファンの皆様の愛の方が大きいから勝ってます!」
店員さん若い女性の方ですが、温泉むすめへの嫌悪感は全く皆無ですね。
確かに、客観的に見ても炎上失敗といっていい結果。
蔑みや侮蔑を含んたキャラクターへの中傷を大きく上回る、
というポジティブな言葉の波が、悪意あるコンテンツへの中傷を上回ったことが大きいとワタシは考えています。
地元の方々にアンケートやヒアリングをして展示方法を考慮していることが判明
S店員氏に聞いた話によると、一番最初に温泉むすめをやりましょうと言い出したあるお店の方(実名伺いましたが当人への誹謗中傷を避けるためにあえて記載しません)が、地元有馬の温泉街の方々にアンケートを取ったり、ヒアリングを行って、
景観を壊さないように、
有馬の町並みに馴染むように、
と、調整しているとのことでした。
なるほど。それであのデザインなのだな?
ここでもう一度この垂れ幕を見てみましょう。
プレミアムBOXもそうですが、景観に馴染むように、フォントや装飾などのあしらい、周辺建物に合わせて明度や彩度を落とした色合いなども、きちんと考えてこの街に馴染むようにデザインされているとのことでした。
後編でもその様子をお知らせします。
新発見!?有馬芸妓バージョン?風花ちゃん
ところで垂れ幕ではヘアスタイルをアップにしているのね?と思ってよく見てみたら、お盆を持つ手の奥にあるリボンみたいなやつがやたらに大きい。
これはもしや・・・帯揚げではなく、帯?
ということは、これはっ!芸妓さんやないの!?
着物好きなワタシ。そういえば街中でこんなポスターも見つけました。
芸妓さんの踊りのご案内です。
緊急事態宣言では飲食店そのものもあおりを喰らいましたが、日々磨き上げた芸を披露してくださる芸妓さんや、京都祇園では舞妓さんもお座敷に出られず影響があったことは、これまで報じられたいくつかの報道記事でも見ていました。
サボール公式サイトのサボールコーラ。通常ラベルのマキさんも湯女とありますが、やはりラベルを見るとオレンジと黒の市松の帯を前で結んでいます。いわゆるだらりの帯結びなのか?
(追記1:あれから色々調べましたが、どうやら吉弥結びではないかと思われます。吉弥結びは江戸時代に人気を博した女型、初代村上吉弥が発案した結び方で大流行し、だらりの帯のルーツになったそうな)
※写真お借りしていますが、こちらも問題ありましたらお知らせください。
湯女というのは温泉客に踊りなどでお接待をする女性の職業なのですが、この設定がフェミちゃん的に燃えなかったのは何故なのかはちょっと不思議ではあります。
(追記2:SASA♨TCAマネージャさんがとってもわかりやすく湯女の本来のお仕事を説明してくださっています。良かったら、それに対するRyoさんのお返事も併せてお読みくださるともっと有馬のことが分かっちゃうかも!)
このとおり、有馬芸妓の公式サイトでは有馬芸妓の起源が湯女であることを堂々アピール。伝統あるこの芸を守っていくと宣言しています。
公式ページ下部にもあるYouTubeの公式プロモーションビデオには現役芸妓さんの踊りが披露されています。00:30あたりから見ると、動きがあるので見えにくいですが確かに帯を前で結んでいますね!
やはりサボールコーラのラベルの2人のキャラクター、湯女のマキさんと、温泉むすめの風花ちゃんは、有馬芸妓バージョンであると見て間違いないのでは!?
もしもワタシの検証が正しければ、これは充分にキャラクターコンテンツが地元の文化と良い共生関係を築いている証拠といえましょう。
有馬の伝統文化をさりげなく紹介するかのようなキャラクターのファッションも、きっとヒアリングやアンケートの調査の上に計画されたものだったのでしょうね。
追記:もっと見やすい画像見つけました!
神戸新聞の兵庫お出かけプラスというサイトの、
「有馬温泉入初式(2017年)」の記事
身体の前側でリボンのような帯結びをして歩く、有馬芸妓の皆さんが載っています。
もうこれ間違い無いですね!サボールコーラのラベルは有馬芸妓バージョンです!
(追記3:公式発表がありましたが、有馬芸妓のルーツになっている湯女バージョンでした。コラボグラス第三弾情報は下記から!)
コスプレイベントやお店のメニューなどについて
S店員「2月にはコスプレイベントがあるんですよ~」
我「宣伝させては貰いたいが、未来の話をしたら快く思わない人たちに妨害されたりしませんか?」
S店員「全然気にしてないのでやってください♪」
我「(最低でも)15000人に晒されるけどいい?」
S店員「大丈夫です!」
おお。なんと心強い。
後で調べたのですが、毎年恒例の「有馬節分会」今年は新型コロナの影響で中止してしまっていたみたいです。2022年はなんとか開催してほしいなぁ。。。
(追記4:3/10時点で追記しています。残念ながら今年も中止になってしまったそうです😢)
たっぷりお話を聞かせて頂いた、有馬温泉のプレミアムサンドヰッチショップSABORさん。
国産牛肉のわずか0.25%しか生産されていない貴重な但馬玄のハンバーガー。もちろん神戸ビーフ認定です。
めっちゃおいしそうなメニューの数々はこちら。
木曜定休。今はこんなご時世ですから営業時間が変更になる場合があります。お目当ての商品を確実にゲットしたい場合には事前に調べたり電話をしてみるのが確実かもしれません。
【有馬温泉のプレミアムサンドヰッチショップSABOR】
住所:神戸市北区有馬町797
電話番号:078-904-3916
営業時間:11:00 AM – 15:00 PM (LO 14:20 PM)
サボールコーラと、サボールコーラグラスはここでしか買えないそうですから、有馬温泉にお越しの際はこちらにもぜひ立ち寄って美味しいバーガーを頬張ってくださいね!
後編は、街中で見つけたポスター、炭酸せんべいのお店や食べ歩きできるコロッケのお店、お団子のお店に展示されている温泉むすめの実態と、インタビュー②と③です♪
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