【TIMES】2024年12月15日 18時02分 霜月の満月/仲冬
地球暦が朔弦望の「霜月の満月」をお知らせします。
☆ ☆ ☆
旧暦で十一番目の満月となる「仲冬」の月が満ちてきました。
この月は古く「霜月」という名で親しまれ、霜降り月（しもふりづき）、凋み月（しぼみづき）など、一年を締めくくる月とされてきました。また旧暦十一月十五日（霜月満月）は旧来の七五三です。古くは髪置き、袴着、帯解き、化粧など子どもの成長を報告し感謝してきました。お子さんのいるご家庭ではこの満月に我が子の成長をお祝いするのも素敵ですね。
冬至を含む「霜月」は十二支では“子の月”、陰が尽き、新たに一陽が兆す「一陽来復」であり、これを機に陰から陽へと転換する「陰終」と「陽始」の切り替わりの時期。1年を1日に例えたとき、冬至は深夜0時。日付と時刻の切り替わりであり、0時（冬至）を示す「子」の刻も、解字すれば「了（おわり）」と「一（はじまり）」を意味しています。
春に芽吹き、夏に茂り、秋に実り、冬に枯れていく…
太陽のエネルギーが減退した今、自然界も動きや流れが停止し、地上の生命は活動を休止します。
雪景色に閉ざされた世界を眺めていると、“すべてが終わったのだなぁ”と真っ白な光景に“終了”の実感をはっきりと感じるもの。
去り際の美しさ。
執着や未練など一切感じさせない自然界の振る舞い、その終り方は実に見事です。
今を大切に生きることは、別れ際の潔さでもあります。もののあわれを思う気持ちも、散る桜に美学を感じるのも、幽玄や、はかなさ、侘び寂びを“粋”と見る心も、生命に“限り”があるからこその感覚。
霜月の月は、年末年始の大掃除のように、いらないものや必要ないことなどを見極めて、思い切って捨てたり、省くことを心がけるとよいでしょう。最大限に最小限にし、身辺を身軽にすることで、これから師走に成すべきことがはっきりと見えてきます。
終わることを終えること。
始まることを始めること。
冬至、霜月は、新たな始まりに向けての、決断、決意、決心のとき。
次はいよいよ師走の新月。
今年は大晦日の2024年12月31日です。
霜月 満月から師走 新月までの時空間情報
271 | 2024/12/15 霜月 満月 18:02 月が木星を通過
272 | 2024/12/16 霜月 十六
273 | 2024/12/17 霜月 十七
274 | 2024/12/18 霜月 十八 月が火星を通過 海王星が東矩
275 | 2024/12/19 霜月 十九
276 | 2024/12/20 霜月 廿
277 | 2024/12/21 冬至 18:21 霜月 廿一
278 | 2024/12/22 霜月 廿二
279 | 2024/12/23 霜月 下弦 7:18 水星と土星の開き
280 | 2024/12/24 霜月 廿四
281 | 2024/12/25 霜月 廿五 水星と海王星の開き
282 | 2024/12/26 霜月 廿六
283 | 2024/12/27 霜月 廿七
284 | 2024/12/28 霜月 廿八
285 | 2024/12/29 霜月 廿九 月が水星を通過
286 | 2024/12/30 霜月 丗
287 | 2024/12/31 師走 新月 7:27
ほしぞら情報
2024年12月の星空情報（夕焼けの中の金星／土星食に注目／おとめ座スピカの食／すばる食とふたご座流星群／12月の月の暦）
冬至を過ぎてクリスマスの25日の未明には、春の大三角形の1つ、おとめ座の1等星スピカが月に隠される「スピカ食」が見られます。スピカはデメテルの持つ「麦の穂」の中にあり、和名は「真珠星」で青白く光り輝いています。
🌎イベント情報🌞
※会場にて、地球暦の販売をいたします。
両日とも、お申込は、以下のフォーム、もしくは、QRコードにてお申込ください。
https://forms.gle/igpMwvM9Z3eGrURj7
①令和７年度版「太陽系時空間地図地球暦」
制作奉告祭 正式参拝＠掛川「事任八幡宮」
日時：令和６年１２月２６日（木）
受付：13：00～
正式参拝：13：20～
終了次第、社務所にて直会～15：00
参加費：1，000円
会場：事任八幡宮 社務所
静岡県掛川市八坂６４２
正式参拝の後、地球暦考案者、杉山開知さんとの交流会があります。
当日は、開知さんのお誕生日。
新年度の地球暦と開知さんの誕生をお祝いしませんか？
お祝いの演奏や、舞など、披露していただける方も大歓迎です。
②令和７年度版「太陽系時空間地図地球暦」お披露目会＠丸子「とろろ汁の丁子屋」
日時：令和６年１２月２７日（金）
受付：11：00～
おはなし会：11：30～14：30
参加費：5，500円（お食事代含）
会場：とろろ汁の丁子屋
静岡市駿河区丸子7丁目-10-10
創業四百二十余年の丁子屋さん。
月替わりで地球暦の創作浮世絵と博物館のようなお江戸の佇まい。
地球暦考案者、杉山開知さんのお話は、筋書き無しの暦エンターテイメント！
今年の〆は、今が旬の自然薯たっぷり、とろろをザーザーやりながら！
◎お問い合わせ：吉永 恵 080-7822-1768
地球暦オフィシャルサイト https://heliostera.com/
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