【TIMES】2024年10月17日 20時26分 長月の満月/晩秋
地球暦が朔弦望の「長月の満月」をお知らせします。
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旧暦で九番目の満月となる「晩秋」の月が満ちてきました。
季節は土用もなかこの月は古くから「長月」という名で親しまれ、昼よりも夜の時間が長くなる「夜長月」、稲作が収穫となる「稲刈り月」と言われ、結実の最盛期。長月の満月は上半期の実りの充実を感じながらも、来たる冬の気配に少しそわそわしてきます。
秋最後の満月、どんな思いで見上げますか。
今まで18時はまだ明るかったのに、あっという間に夜の時間へと突入していきます。気ぜわしくも感じますが、
まさに、一年を一日とすると、夜18~19時ごろ。仕事を終えて帰路に着き、ほっとくつろぐ充足のような時。
食欲の秋、芸術の秋、行楽の秋、スポーツの秋、読書の秋…。
たくさん実りを味わうことができる晩秋の期間は、人気番組が重なる一年の中でもゴールデンタイムのような時間帯です。長くなる夜の時間を活かして、少し内なる時間をもってみてもいいですね。
秋分を過ぎた長月は昼よりも夜が長くなる「夜長月」。
関東地方でも6月の夏至の頃と比べると2時間半ほど昼が短くなっています。日が短く感じていたのも納得ですね。
長雨に秋晴れ、紅葉から落葉…、一年を脱ぎ去っていく自然の風景が日ごとに模様替えするように冬色へと変わっていきます。
日照時間や気温の変化から、お日さまの動きを感じたり、肌寒くなった夕刻から夜、空を見上げて月や星を想ったり。天を感じて、地に生きる。私たちは日々、このようにめぐる天の動きの中に自らも動きながら生きています。そんなつながりを感じていたいですね。
さて、寒露を過ぎると秋の陽はつるべ落としと言われるように舞台が暗転して冬の季節がやってきます。
10月20日からは土用入り。秋を満喫しつつそろそろ冬支度のはじまりです。
神無月の新月は11月1日 21:47です。
2024年で地球に最も近い満月
10月17日の月は、2024年の中では地球から最も近い位置で満月になります。
実は9月18日の満月も地球に近く、10月17日の満月の視直径とほとんど変わりません。
2024年で地球から最も遠い満月は、2月24日でした。今回の満月は、2月24日の満月に比べて視直径が約14パーセント大きく見えます。
ほしぞら情報
木星を取り囲む冬のダイヤモンド
10月20日から21日には、東の空に木星と月が明るく見えます。
真夜中になる頃には冬の星座の1等星を結んで描く『冬のダイヤモンド』が木星を取り囲むように昇ってくるため、美しい光景が見られるでしょう。
23日には月は東に移動し、深夜または明け方に火星とともに見えます。
参考サイト:https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2024/10-topics04.html
長月 満月から神無月 新月までの時空間情報
212 | 2024/10/17 長月 満月 20:26 最近 火星と木星の結び
213 | 2024/10/18 長月 十六
214 | 2024/10/19 長月 十七
215 | 2024/10/20 土用 6:51 長月 十八 月が天王星を通過
216 | 2024/10/21 長月 十九 水星と木星の開き 月が木星を通過
217 | 2024/10/22 長月 廿 水星と火星の開き
218 | 2024/10/23 霜降 7:15 長月 廿一
219 | 2024/10/24 長月 下弦 17:03 金星と冥王星の結び 月が火星を通過
220 | 2024/10/25 長月 廿三
221 | 2024/10/26 長月 廿四
222 | 2024/10/27 長月 廿五
223 | 2024/10/28 長月 廿六
224 | 2024/10/29 長月 廿七
225 | 2024/10/30 長月 廿八
226 | 2024/10/31 長月 廿九
227 | 2024/11/01 神無月 新月 21:47