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【TIMES】2022年10月20日 19:13 秋の土用/ 秋から冬へ季節の変わり目 Change of Season (Autumn to Winter)
【TIMES】2022/10/20 19:13
Change of Season (Autumn to Winter)
地心黄経207度 、日心黄経27度
地球暦が「土用入り」をお知らせします。
The eighteen-day period will start before the Coming of Winter (18 degrees to go until the Coming of Winter).
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旧暦の九月、満ちゆく月とともに晩秋も深まってきました。
北半球は季節の変わり目である土用を迎え、これから18日間で秋から冬へと場面展開していきます。
一年を一日とすると、今は夜19時過ぎ、仕事を終えて帰路に着き、ほっとくつろぐ充足のような時です。食欲の秋、芸術の秋、行楽の秋、スポーツの秋、読書の秋と、たくさん〇〇を味わうことができる土用の期間は、人気番組が重なる一年の中でもゴールデンタイムのような時間帯です。
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土用は『変化』の時。
秋の長雨に秋晴れ、紅葉から落葉、日ごとに模様替えするように景色も冬色に変わっていきます。体も不摂生が滞りとなって出やすいのがこの季節。とくに喉や鼻の症状は典型的な秋の土用の養生サインです。胃腸や肝腎、体を休めて、おつかれさまの保養も土用通ならではの過ごし方。
この時期の変調は次の季節へと身体が準備をはじめた合図。バランスが変わりやすい土用は、崩れやすいと同時に、整えやすいときでもあります。適度に運動するのも秋はベストシーズン。トレーニングやダイエット、栄養管理、節酒節煙、いつもは長続きしないことでも、土用の18日間だけなら頑張れるかも!?自分なりの土用キャンペーンを工夫してみるのも面白いですね!
実りの秋の夜長月、いよいよ今年も千秋楽です◎
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2022年度 土用の季節
春土用:4月17日~5月4日 18日間(太陽黄径27度)
夏土用:7月20日~8月6日 18日間(太陽黄径117度)
秋土用:10月20日~11月6日 18日間(太陽黄径207度)
冬土用:1月17日~2月3日 18日間(太陽黄径297度)
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書籍『春夏秋冬 土用で暮らす』(主婦と生活社)より「秋の土用」の暮らし方のポイントをご紹介いたします。
テキスト : 冨田貴史 / 植松良枝
土用は季節と季節の間の大切なとき
秋の終わりの約18度間※は「秋の土用」です。冬を迎えるにあたって、身体や気持ち、生活なども、冬ごもりや冬支度へと変化していく「霜降」のころ。
秋は「収穫の秋」「飽食の秋」とも言われ、食べすぎによって消化器官に負担をかけやすい時期。この期間は贅沢をやめて、質素な食事に戻しましょう。
玄米やあわやきびなどの全粒穀物は、噛むほどに甘みが出てきます。その甘みは、消化酵素によって分解されて生まれた天然の甘みで体内に吸収されるとすぐにエネルギーになってくれます。
季節の野菜の漬物は、乳酸発酵によって甘みが生まれます。それは消化によく、体内に取り込まれるとそのまま胃腸にとどまって酵素や腸内細菌の働きを助けてくれます。漬物におすすめなのは、旬の野菜のひとつである大根やかぶ。切り干しにしてもほどよい甘みを持ち、代表的な季節の養生食品です。黒豆や小豆、栗、さつまいもなどの甘みも秋の風物詩であり、季節の身体づくりを助けます。
この時期は乾燥が進み、肌荒れや内臓の壁の疾患(ポリープや潰瘍など)が起こりやすい時期でもあります。揚げ物や焼き物よりは、おひたしや煮物のような水分のある調理法がおすすめです。大根、白菜、長ネギ、芋類など、火を入れたらすぐに甘くなる季節の野菜をじっくり煮込んだ味噌煮、きんぴら、けんちん汁、筑前煮などは、消化に負担をかけることなく、脾のちからを助ける秋の土用の養生食です。
【秋の土用に食べたい食材】
さつまいも、くり、銀杏、生姜、にんじん、自然薯など根のもの、玄米 など
【秋の土用におすすめの献立】
玄米とろろご飯 / 煎り銀杏、けんちん汁
栗おこわ、さつまいもご飯 / 青菜とお揚げの煮びたし、蓮根のきんぴら
玄米 / 焼き鮭と青菜の生姜和え、さつまいもの胡麻味噌汁
塩むすび / かぶの塩もみ漬け、千切りにんじんのたらこ炒め、豚汁 など
暮らし方で具体的に気をつけること
■土の恵みを大切に
土用の象徴である「土」の恵み、根菜が最盛期。一方で物悲しく感じたり、気が変わりやすくなったりする不安定さも生じます。「地に足をつける」ことに再び注力してみましょう。
■和食でじんわり養生を
すっかり日も短くなり、自然と家路を急ぐようになるころです。秋の味覚も出揃い、まさに実りの秋のピークのとき。和食を楽しむにふさわしい土用です。空気が乾き、朝晩の寒暖の差も激しく、のどを痛めたり鼻がぐずついたりと粘膜が乾燥していきます。ひどい風邪をひいてしまったら、食欲の秋といえども胃腸を休め、消化に費やすエネルギーを、臓器のメンテナンスに回してあげることも土用の養生につながります。
■リンパを流しましょう
入浴も大事ですが、入浴をしながらリンパを流し、詰まりや滞りのない身体をつくりましょう。老廃物を確実に流す(処理する)ことにより、くしゃみや鼻づまり、のどのつまりといったトラブルとは無縁の冬を迎えましょう。
■読書の秋です
春から夏は、思っていることを伝えたり、発信したりするのにふさわしい季節。一方秋から冬は、心に浮かんだことを書き留めたり、じっくり物事を考えてみたり、ゆったりとした時間の中で振り返り、考え、書くといった作業がはかどります。読書の秋に向け、読みたい本、気になる本をまとめてみましょう。秋の夜長にいつでも読めるよう、取り寄せておくこともおすすめ。新たなジャンルの本一冊まぎれ込ませてみるのも、いい刺激になりそうです。
■加湿器、暖房器具の点検・準備を
突然寒さがやってきても大丈夫なように、先回りして点検しておきましょう。湯たんぽやカイロなどもひと通り揃えて、万全の体制で冬を迎えましょう。
■衣替えの季節です
じっくりと自分に向き合う意味を込めて、衣替えをおすすめします。昨年まで来ていた服が似合わなくなっていたり、今の気分に合わなくなっていたりする服が見つかるはずです。取捨選択し、自分自身を観察、分析する目が養われ、アイデンティティの再確認になりそうです。本格的な寒いシーズンを迎える前に、手持ちの服をしっかりと把握することで、無駄な買い物もしなくなります。
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★☆★ \ 秋分から / ★☆★
第3四半期映像作品リリースしております!
BEYOND THE DREAMSPHERE 2022.09.23 3rd Quarter for HELIO COMPASS 2022
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HELIO COMPASS MUSICは、太陽系惑星時空間地図「地球暦」のプロジェクトです。 太陽系の運行を壮大な譜面に見立てて1年を音像描写している作品です。 この動画は、2022年度版の第3四半期の部分となります。
地球暦ウェブサイト https://heliostera.com/
作品のはじまりは春分。曲の半分で秋分を迎え、再び春に戻ってきます。
1年365日の天文情報を秒単位でタイムラインにし、二十四節気、朔弦望、惑星会合など、太陽や月や惑星の動きをさまざまな音で表現。 それはあたかも一呼吸に一生が感覚されるように、1枚のCDに大きな時空が詰め込まれています。
楽曲を創作する岡野弘幹氏とは6作目のコラボレーションとなり、早いもので木星半周ほどになります。2018年からは、アメリカDOMOレコードからリリースされ、全米にネットワークを持つラジオ番組で50分全てを一曲として放送されるという快挙も成し遂げました。 本シリーズが新しい音楽表現の世界を切り開きつつあることを嬉しく思います。本作では、昨年に引き続きAkira∞Ikeda氏がフィーチャリングとして参加し、その他さまざまなジャンルから多くのアーティストに協力していただいております。
奄美大島やハワイの波の音、サンゴやクリスタルなどの響きに誘われ、気づけば地球の記憶に触れるような作品となりました。
前作『Emergence from AWAI』から続く、壮大な時空の絵巻物をどうぞ!
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