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【39日目】111日後からエブリスタで毎日投稿する小説家志望【あと73日】

自分に人間の友達がいないのは狐守(きつねもり)の家系だからだと、筒井数(つつい・かず)は思う。
今日も今日とて、いつの間にか水筒から逃げ出していた管狐(かんこ)のキューちゃんを探して、学校中を駆け回る日々だ。1年5組の変人。周りからはそう揶揄されて嗤われていることも知っている。在里颯真(ありさと・そうま)という、別クラスの爽やかイケメンを除いて。

観光地のおしゃれな和カフェ「狐し庵(こしあん)」でアルバイトをしていることにも、狐守という事情が絡む。ここの従業員は、全員もれなく人の姿になれる狐だからだ。自分の特殊な境遇に不満を抱えていた数だが、温かくも優しい彼らと毎日を過ごしていくうちに、次第にこの生活も悪くないと思うようになっていく。

そんなある日、狐の父と人間の母をもつ少女ユキが「おかあさんのにおいがする!」とキューちゃんに飛びついたから、さあ大変。なぜ数百年も前に亡くなっているはずのユキの母親に、キューちゃんが関係してくるのか。混乱する数の前で、ユキはずっと抑えていた本心を一筋の涙とともに零す。

「おかあさんに、あいたい」

ユキと母親の接触を頑なに拒む父親の天狐(てんこ)シキの不在期間はわずか2日。その間に、数とユキと、ついでにキューちゃんは母親を探し出すことができるのか。

 今日は趣向を変えて本題から入ってみました。出来立てホヤホヤのあらすじです、お納めください。
 「あらすじを書けるということは、ある程度でも本筋が固まっている証拠だ」ということは今までの少ない経験でも学んでいたことなので、そういう意味ではちょっとホッとしました。

 あらすじって大体何文字くらい書けばいいんでしょうか。エブリスタは1000文字まで書いてOKらしいので、現段階での550文字にプラスアルファで付け加えたい私にはありがたい仕様でした。

 あとはとにかく文章を書いて書いて、その流れで細かい設定や流れを調整して、とにかく書いて書きまくるターンになると思うので……ようやくここまで来たなと……ようやく遠足前の準備が終わって、当日、バスに乗るところまで来たなと……。先はまだまだ長いですが、楽しみでもあるので、今日もこれから少しでも書いてみます。それでは、また明日。

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森原ヘキイ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 この記事があなたの何かのきっかけになれば本当にうれしいです。 ツイッターやブログにもいますので、そちらでもお会いできますように。