見出し画像
Photo by pasteltime

アニメ『ヒロアカ』最新話まで追いついたら「プロってすっっごい！」ってなったのでネタバレなしで語ってみる。

森原ヘキイ

（※ネタバレありません）

アニメ「僕のヒーローアカデミア」は5期まで視聴済みだったんですが、その後はなかなか見るタイミングがつかめなくて（だって絶対に泣くから心と体の準備ができるまではと思って）この前、ABEMAで全話一挙公開をしていたことがきっかけで最新話まで見ました。

見たんですけど、見てるんですけど、第147話「EXTRAS」のとあるシーンのインパクトがデカすぎてずっと頭から離れないんで助けていただきたい。

（※具体的なネタバレはありませんが、思いのたけをふわっとしゃべります）

いや、知ってたけど。そういう優しい子だとは知ってたけど。まさかあの状況で、あの流れで、あんなこと言うとは思わないじゃん。それにくわえてあの表情と、あれですよ。あれ。たぶん、また別の理由でたまってたものが、顔を動かしたと同時にぽろっといっちゃったんだろうなとは思うんですが、あれがさあ、もうさあ、「かわいい！やさしい！すき！！！」とかじゃなくて、もう一周も二週も回って「堀越先生さぁ…………」ってクソデカ溜息ついちゃった。

あの戦闘のあとのやり取りって色々なパターンが考えられると思うんだけど、その中でもあえて目の前の状況とはかけ離れたものを出すことで、よりいっそう視聴者に「ああ、っぽいな」って伝わるものがあるっていうか。演出の深みみたいなものも感じられて本当に本当に衝撃でした。
わたし一応小説家志望なので「これを文章にするなら誰視点でどういう書き方にすればより100％に近い精度で出力できるのかしら」とかぼんやり考えて勉強にもなりました。ありがとうございます。

「あれ」とか「あの」とかってぼかしすぎてアニメを見たはずの人にすら意味わからなかったらすみません。ネタバレなしで伝えるって難しくて、いっそメンバーシップみたいなところで思う存分ネタバレ全開で語ってみたいと思うんですが、まあそれは置いておいて。

わたし「ヒロアカ」に限らず、声優さんたちが「このキャラのこのセリフはこういう感情でしゃべってました」みたいなトークを聞くのが大好きでして。今回もYouTubeのラジオ「6/16(日)19:00／ヒロアカ【ヒーローデー2024】「オールマイトニッポン」生公開ラジオ」を聞いていて学びがあったので、ちょっと共有させてもらいますね。（該当部分 31:55～34:30）

とあるキャラの声優さんが、とあるセリフに対しての演技プランについて「最初は涙する勢いのまま『伝えよう伝えよう』としていたけど、そうじゃなくて、もっと『自分の中に落とし込んで淡々と』いうディレクションを受けました」と仰ってたんですけど、それを聞いてからアニメを見直すと「ああ、確かに！」って納得するというか。同じ状況で同じ言葉だけど、声の中に込められた想いの違いで全然違う印象を受けるんだって。当たり前のことなんだけど、改めて考えてみるととんでもないことだなって思うんですよ。

さっきの第147話「EXTRAS」のとあるシーンも一緒なんですけど、本当に演出ひとつ、演出次第というか。キャラクターのことをどこまでもどこまでも深く掘り下げて考えて考えて考え抜いた結果なんだなと思うと尊敬しかないです。クリエイターってすごい。プロって本当にすごい。

あと、ラジオでの岡本さんの相手の話の引き出し方がちょっと感動するくらい上手でこれもまた勉強になりました。声優さんって頭の回転が速くて視野が広くて気遣いのできる人が多い印象。


劇場版『僕のヒーローアカデミアTHE MOVIE ユアネクスト』見に行こう見に行こうと思ってたけど、入場者特典のスペシャルコミックが終わっちゃったからどうしようかなってなってたんですが、

これもらえるなら行っちゃうしかないかなあ！！！
座談会とか大好きだって言ってんでしょ！裏話じゃんじゃん聞かせてくれ！！！！

ということで「好き」のアウトプットさせていただきました。
いやー、「ヒロアカ」って最高におもしろいですね！ちなみに最推しはオールマイトです。平和の象徴が残した功績や想いによってまかれた光の種子が、世界中のあちこちで花を咲かせているのがたまらんとです。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました！

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 この記事があなたの何かのきっかけになれば本当にうれしいです。 ツイッターやブログにもいますので、そちらでもお会いできますように。