【読了】シリーズ2 「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」
なぜこの本を読んだのか
たしか、塩野誠さん&野村貴文さんとの音声メディア、ニュースコネクトの中で紹介されてたからだったと思う。
記憶が定かではないが、差別・イギリス・思想そんなテーマだったのではなかっただろうか。
考え方や嗜好/思想に共感する人(自分にとってのインフルエンサー)や記事で薦める本には興味を持つのが自分の本選びの一つの方法だ。
なぜか?
大きく2つのポイントが自分の中にある。
一つは、その人はなぜこの本を薦めるのだろう?どこにポイントがあるのだろう?と思うから。そしてそれは、ひょっとしたら自分も共感できるのかもと考える点。
そしてもう一つは、自分だったらどこに興味を注ぐのだろうかという価値観を探したいという点。
もちろん、要約や書評などをみて違うな?と思ったら読まないことも多々あるので、そこは取捨選択できてると思う。
そういう点でいくと、この本をAmazonでなぜポチったかは、次の振り返りの中で簡単にふれよう。
振り返り(感想というのかも)
去年の10月に#1を読み、ちょっと時間が開いたが続編の#2を読み終えた。
#1を読み終え、英国の中流社会の生き方や考え方などの描写がとてもわかりやすいだけではなく、英国で暮らす、日本人の母と英国人の父から生まれた中学生との親子関係が認められていた。
とはいえ、なぜこの本に惹かれたのだろうか。
この親子とは比べられないが、5年間、日本企業の駐在という環境で子供連れて実体験が欲したのかもしれない。
著者が同世代&同郷という勝手ながら同質性が高いという思いが奏したのもあるだろう。
もう一つ言えることは、アメリカ駐在でアメリカは分かったような気になっている身からすると、やはり英国は全くの異国の地である。Brexitに積極的ん賛成するなど自分とは異なる価値観がそこにあるのだろうということも多分にあったなぁ。
多様な価値観があるということは大きな学びだったのは間違いない。
いろんな出来事の場面をそれが日本だったら、あるいは、自分だったらと置き換えて見ると、どんな事が言えた・考えられただろうというのを描きながら読みつづけられる本だった。