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娘の成長(進化の歴史~第48話~)
ヤマンバ「そうじゃ。カエデがええ。あの木から名前をもろうて、カエデにしよう!」
少女「カエデか。うん、いい名前だ。あたしは、今日からカエデよ!」
それから、ヤマンバは少女に礼儀作法から炊事・洗濯・裁縫などの家事一切を叩きこみます。
特に着物を作る腕は一流で、ヤマンバは持てる技術の全てをカエデに伝授しました。
数年の時が過ぎ…
瞬く間にカエデは大人になりました。それも、近所でも評判の妖艶な色香漂う娘に。
カエデ「おばあさん。これまで大変お世話になりました。あたしは、そろそろ江戸に参ります」
ヤマンバ「オロロ~ン!そんなコトを言わないでおくれ!いつまでも、この家でワシと一緒に暮らしておくれ」
カエデ「そうはいきません。このままでは、ストーリーがちっとも進まなくて、読者も退屈してしまいます。さすがにお話を進める時がやって来ました」
ヤマンバ「そうか。では仕方がないのう…」
選択肢
→ 何度も別れを惜しんでから江戸に向かう
悲しみは風に吹き飛ばし、後ろを振り向かずに出発する
どちらかを選んでください。
※この物語は、読者の反応によって展開が変わっていきます(コメント欄の反応を見て、次の展開を決めます)
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