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AIと著作権

さて、今回はAIを語る上で切っても切り離せない話題。
著作権についてです。

ハッキリ言って、著作権は非常に難易度が高いです!
ヘイヨーさんも相当がんばって勉強して、よ~やく概略がわかってきました。
かみくだいて説明していけば、実はそんなに難しくないです。
ただ、説明に凄く時間がかかるし長文になってしまうので、今回はザックリと基本の基だけやっていきます。


まず、歴史を紐解きましょう。それもごくごく最近の歴史。
2022年くらいだったと思うんですけど。本格的なAIが登場して、誰でも簡単にイラストを作ることができるようになったんです。
ただし、この時点では物凄くつなないイラストしか作れなかった。だから、みんなジョークツールみたいな感じで、気軽に使って遊んでたんですね。

それが、1年くらい経った時かな?
2023年の夏とか秋くらいになってくると、AIが本格的なイラストを作り出してくるようになったんです。

さあ、そこであわてたのが既存のイラストレーターや絵師たちですよ!
「あ、これヤバいわ!オレらがやってること、簡単にやっちゃうじゃん!こっちが何時間も何十時間もかけて一生懸命描いてる絵をわずか数秒で作りやがる!」となったんですね。
ひいては自分たちの仕事や居場所がなくなるんじゃないかと危機感を持ってしまった。

そこで猛反発が起こった。
で、ありとあらゆる方法でAIを否定し始めたんです。目の敵にして、あることないこと片っ端からネット上に書き込んで、攻撃を開始した。

もちろん、彼らの言っているコトの一部は本当です。
ところが、大きく勘違いしていたり、わかっていてあえて間違った情報を流している時もある。

で、ネット上で戦争が起こったんですね。
戦場は主にツイッター(現:X)
ツイッター以外の場所では、あんまり激しい戦いになっているのを見たコトがありません。
YouTubeのコメント欄とか実に平和だし、一部noteの記事で荒れてる時があったくらい。

しかも、健全な討論ならいいのだけれど。
ほとんどの人たちが感情論で話をするわけですよ。だから、何を話しても最後には堂々巡りになってしまう。
不毛な争いが続くだけになってしまったんです。

さらにいえば、AIに反対している人って、絵を描いてる人が多いんです。
これが文章とか音楽とか映像とかゲームの世界など、他の分野ではそうでもない。
一部に反対の声をあげている人もいるんだけど、大多数は「ま、時代の流れだししょうがないよね」とか、むしろ「これからの時代は積極的にAIを活用していかなければ!」なんて言っているわけです。

で、ここで著作権の問題が絡んでくるわけです。
AIってのは、基本的に人間が作り出した情報を学んで動いています。
なので、学習元になる情報がないと、機能しないんですね。

そこで、反対論者の人たちが言い始めたのが「ネット上にある絵や情報を勝手に学習してAIに利用するなんて、著作権法違反だろう?」という意見なんです。

さて、みなさん、ここで問題です。
ネット上に公開されている絵や文章を学習して、そこからAIが新しい絵や文章を生み出す。
このやり方は、法律に違反しているのでしょうか?それとも、何も問題はない?

次回に続きます。

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ヘイヨー
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