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未来の洋服デザイン(「2121 ~100年後の未来~」 第23話)
時は流れ…
高校を卒業した桃香様は、社会人として働き始めます。
家は、代々「大モモ教」という宗教団体を維持管理していましたが、桃香様は全く興味がありませんでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1641720113383-flr2CPHLX9.jpg?width=1200)
「大モモ教の方は、お兄様が跡を継げばいいわ。私は自由に生きさせてもらう!」と言って、さっさと就職してしまったのです。
桃香様が働き始めたのは、アパレル業界。洋服のデザインをするお仕事です。
![](https://assets.st-note.com/img/1641719478934-ZZvOYAHMNQ.jpg?width=1200)
この時代、デザインも半分はAIがやってくれます。
音声入力で指示を出すと、コンピューターが候補となるデザインを表示してくれるので、そこから細かい指示を出して細部を詰めていきます。
たとえば、このような服があったとして。
![](https://assets.st-note.com/img/1641720686223-6h5XywmXiS.jpg)
「もうちょっと丈を短く」と、指示を出すと…
![](https://assets.st-note.com/img/1641720879949-q6YS7mmhhm.jpg)
このようになります。
「紫っぽい色に変更」「いや、やっぱり緑で」「オレンジも見てみたいかな?」などと声にすると…
![](https://assets.st-note.com/img/1641721334103-Ge3UOebYdK.jpg?width=1200)
このように候補となるデザインを表示してくれるのです。
誰もが同じような作業ができるので簡単そうに思えるかもしれませんが、そこはAIと言えども道具に過ぎません。人によって、センスの差が出るのでした。
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