占いだと妙に納得して従ってしまうのはなぜだろう?

ヘイヨーさん、占い好きなんですよ。占い。インターネット上に公開されている「星占い」とか、女性雑誌の後ろの方に掲載されている「12星座の占い」とかよく読んでるんですよ。

で、占いの何がいいかっていうと「素直に忠告が聞ける」ってものがあるんです。

親や友人の忠告だと「もう、うるさいな~」と思うようなことでも、占いで言われると「あ、そっかな?じゃあ、ちょっとその忠告に従っておこうかな~?」みたいな気持ちになるわけです。

たとえば、「この時期、夜ふかしはいけません。用事がないなら、早めに寝ましょう」とか「スマホを眺めている時間が長くないですか?疲れた時にはデジタルデトックスを試してみましょう」みたいに結構ベタな内容も多いんですよ。でも、従っちゃう。

あと、占い師さんによっては語り口が上手いんですよ。特に、たとえ話が上手い!「ギリシャ神話のヘルメスが」とか「アメリカのシンガーソングライター○○の歌詞にこんなものがあります」とか、そういうヤツね。

そう言われると妙に納得しちゃうわけです。


昔、世界的な占星術師のジョナサン・ケイナーが、こんな占いを書いてたんですよ。

「あなたは暇つぶしの名人です。バス停でバスを待っている間、スマホのあアプリでゲームをしたり、写真を撮ったり、詩を口ずさんだり、歌を歌ったり、枚挙にいとまがありません。この時期は焦って前に進もうと仕方ありません。それよりも、新しい暇つぶしを見つけましょう!きっと、新たな発見があるでしょう!」

みたいな内容ですよ。細かい表現は忘れちゃったけど、おおむねこんな感じだったはず。確か水星の逆行中で、「今は慌てて先に進もうとしても無駄ですよ」みたいな内容ですよ。

もう何年も前の話ですよ!でも、覚えてるんです!そのくらい説得力があったんですね~

もしも、占い師を目指している方がいるなら、表現力をみがいた方がいいと思います。あるいは、小説を書くとか詩を綴るとかいった時にも、表現力って重要なので持っておいて損のない能力でしょう。

noteの世界で輝いている才能ある人たちや一生懸命努力している人たちに再分配します。