神に挑む方法
今回は、ヘイヨーさんが「『創作の神』に挑むために、何をやってるか?」を語っていきます。
結構レベルが高い話なので、ついてこれない人が多いかも知れませんが、何かの役に立つかも知れないので、一応、残しておきます。
大前提として、「心構え」が大切です。
心構えについては、前回お話ししたので、そちらを読んでください。
次に、大変に時間がかかります。
神を超えるためには、何十年もかかると思ってください。
あの葛飾北斎でさえ「神の域に達するには100歳までかかる」と残してるくらいなので。
100歳だと、おそらくほとんどの人は死んでしまっているので、それよりかは早く達成する!つまり「北斎より効率のよい学習法を用いる」というコトになります。
これが基本方針。
で、「どのジャンルで神を超えるか?」
それは自分で決めてください。
ヘイヨーさんの場合は、「小説」を基本として、場合によっては、それ以外の能力(絵や音楽・映像など)も用いるという方針です。
次に、訓練方法です。
これは主に2種類にわかれます。「発散」と「吸収」
「発散」というのは、実際の創作作業ですね。「小説の執筆」「イラストやマンガを描く」「映像作品を作る」などなど(あるいは、将棋や麻雀、野球であれば、実際にプレイする)
「吸収」の方は勉強ですね。創作活動であれば「人の作品に触れる」(「小説やマンガ読む」「映画やアニメを見る」といったように)
あるいは、「詰め将棋を解く」とか、麻雀なら「次に何を切るか?」の勉強をするとか。野球なら、バットを振ったり、守備練習をしたり、プロのプレイを見たり。
で、「どのくらいの量をやるか?」なんですけど…
この辺は、人によって全然違ってきます。
もちろん、最初は量をこなした方がいいです。調子がいい時は、いっぱいやればいいし。ただし、量よりももっと重要なコトがあります。
それは…
「継続してやる」コトなんですね。これができる人が、ほんとに少ない!
神を超えるためには、短期間で集中してやるって、あんまり意味ないんです。
たとえば、1日1万文字とか2万文字の小説を書いて、あとが続かない…とか。
それだったら、毎日500文字ずつでもいいので、継続してやった方がいいです。
ちなみに、ヘイヨーさんが今どのくらいやってるかというと…
小説だけで、毎日「最低2000文字」ずつ。調子がよければ、1時間に2000文字くらいは書けるので、早ければ1時間で終わります。
正直、自分では「ちょっと少ないかな~?」と思ってるんですけど。ただし、これを365日続けてるんですよ!ただの1日も休まない!しかも、調子のいい時期にはもっと書いてます。4000文字とか8000文字とか。
今は「超長期プロジェクト」にかかってるので、余力を残しつつ進んでるところです。
それ以外にnoteの文章を書いたりしてます(ま、こんなのは作業の内に入りません)
いずれにしても、毎日コンスタントに書き続けるって、とんでもなく難しいんですよ。ほとんどの人は途中で脱落していきます(これができるのって、体感で100人に1人くらいじゃないですかね?)
それに加えて「質」の問題が生じてきます。
ただ単に継続するだけなら、「慣れ」でできるようになってくるんですけど。そうすると、ほんとに惰性で書くようになっちゃうんですよ。
ま、質に関しては非常に難しいので、また別の機会にお話しします。
「情報吸収」の方は、どのくらいやってるかというとですね…
こっちも毎日「最低1時間」ずつ。と言いつつ、1日平均3時間以上はやってます。日によっては5~6時間とか、朝から晩までとか。暇さえあれば、本を読んだり、映画やアニメを見たり、ニュースサイトを読みあさったり、資料を集めたりもしますね。
ただし、これも「量をこなせばいい」というわけでもありません。最初は、もちろんひたすらやればいいんですけど、途中から成長が止まってきます。
そこで、どうするか?
「頭を使わないといけなくなる」んです。ただ単に惰性でマンガ読んだり、映画を見たりしてるだけではダメ!「この2時間の投資で、何が得られただろうか?」と、考えるわけです。何か1つでもいいので、手に入れたい!
それが得られなくなったら、やめた方がいいです。時間のムダなので。やめて、他のコトやった方がいいです。極端な話、何もせずに瞑想でもしておいた方がいい。
2時間、何もせずに考え事だけしておいた方がマシです。そこで新しいアイデアが浮かんできたりするので。
この考え方、凄く重要で。「ただひたすらに量をこなす」ってのは、あんまり意味がないんですね。もちろん、能力を上げるために「最低限こなさないといけない量」はあります。
最低限がどのくらいかは、人によって違うと思いますけど…
目安として「映画1000本」「アニメや特撮なら5000話」くらいかな~?
映画1本が2時間程度なので2000時間くらいはかかります。テレビアニメが1話20~25分なので、やはり2000時間程度。
小説やマンガを読むにしても、2000時間くらいはやった方がいいと思います。それくらいで、基礎は身につくでしょう。
そこから先は、ほんとに難しいです。「一体、どのくらいやればいいの?」って。この話も長くなるので、またの機会にしましょう。
それから、睡眠時間はしっかり取りますね。大体、毎日8時間くらいは寝てます。
なぜかというと…
「精度」が違ってくるんです。
世の中には、睡眠時間を減らして、作業時間を増やす人がいますけど。これは、あんまりよくないです。作業の「ミス」が増えるからです。だから、何回もやり直さないといけなくなる。
それだったら「一発で決めた方がいい」です。ヘイヨーさんは、これを「命中率」と呼んでるんですけど。バッチリ睡眠を取って、休息も取ってから作業をこなすと、命中率が上がっていくんですね。大抵の作業は1発で決められるようになってきます。
「やり直ししない」ってのは、ほんとに大きいです!その時間で次の作業をこなせるので、どんどん先に行けます!おもしろいように能力も上がっていく!
ただし、ヘタクソな頃は無理ですよ。最初は誰でもたくさん練習してうまくなるものですからねw(ま、その話も、いつか詳しくやりましょう)
それと、睡眠バッチリ取ってると「吸収率」が違ってきます。眠かったり、疲れてたりすると、新しいコトが学べなくなっていくんですね。頭が硬質化して、昨日と同じコトばっかりやっちゃうんです。
これは、ほんとに怖い!自分では新しいコトに挑戦してるつもりなのに、同じコトばっかり繰り返しちゃう。
これを避けるためにも、睡眠はシッカリ取ります。
どうです?ひとつひとつは簡単そうに思えません?
けど、総合すると結構大変なんですよ~
ほんとは、もっといろいろ語りたかったんですけど。基本を説明するだけでも長くなっちゃったので、詳しい話は、また今度にします。