22世紀の恋愛・結婚(「2121 ~100年後の未来~」 第37話)
人類の歴史上、長期に渡って、同性愛者は差別や迫害の対象とされ続けてきましたが…
100年後の未来では、すでに過去の出来事となっています。
恋愛や結婚はより自由な形になり、同性同士がおつき合いするのに誰も不平を言いません(もしそんなコトをすれば、法律で罰せられます)
22世紀は、LGBT(Lesbian , Gay , Bisexual , Transgender)に寛容な世界。この時代、LGBTという単語自体、死語となっています。なぜなら、男性同士・女性同士が恋に落ちるのがあたりまえ過ぎる世界になっているから。
それに伴い、結婚の形も変化します。
日本でも夫婦別姓が採用され、結婚制度自体も大きく様変わり。もちろん、法律上も同性同士での結婚が認められるようになりました。
そうして、100年前と比べても、結婚する人の数自体が激減してしまいました。
でも、それでいいのです。なぜなら、「法律上婚姻届を提出しているかどうか?」にかかわらず、みんなが同じような待遇を受けられるようになったから。
たとえば、遺産相続や税金の面で、差がつくことがなくなりました。事実婚であっても、税金の優遇を受けられますし。法律上の子供でなかったとしても、認知されたり遺伝子的に実子であると証明されれば、他の子と同じように遺産相続もできます。
もちろん、これは日本を含む多くの国の出来事であり、一部の国や人々の中には、いまだに根強い差別意識を持ち続けている人もいるにはいるのですが…
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