![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/66988464/rectangle_large_type_2_16c3fbe1658442b7818602ed019b9c81.png?width=1200)
煩悩の数(108)を目指して!
「進化の歴史」という絵本を作り始めた時、最終的に何話にするのかは決めていませんでした。
ただ、当初はそんなに長くやるつもりはなかったんです。
「最低でも10話。できれば20~30話は続けよう!」という思いだけは持っていました。
そうやって、短い絵本を何作も完成させて、画力を上げるつもりだったんです。
ところが、カバラニアが登場した辺りで、既に20話に達してしまったんです。
そこで、「あ!これ、もう長くなるな!」と覚悟を決めました。
「このまま『生命の誕生から文明の崩壊まで』を描いたら、100話くらいかかってしまう」と、直感が働きました。
この時、「ついでなので煩悩の数(108)にしよう!」と決めました(結果的にこの決断で苦しくなって、ヒイコラ言いながら作業を続けていくコトになりますw)
ラストシーンも、この時期に決めました。
頭の中にフッと映像が浮かんで、「あ!もう、この終わり方しかないな!」と確定していました。
第1部の「原始時代編」をやってる時、実は凄くいいペースで進んでたんです。
けど、このままのペースで進行すると、最後まで描くのに3年くらいかかるコトがわかりました。
前回の小説(「ヘイヨーさんの人生」)で懲りていたので、そこまで長くやるつもりはありませんでした。あの時は、10ヶ月連載を続けて、多くの読者を飽きさせてしまったのでw
そこで、隕石を落として1度世界をリセットするコトにします(このアイデア自体は、第1部のラストシーンとしてあらかじめ想定していたものです)
このあと「第2部」「第3部」…とラストが唐突に終わるのは、この時の影響があります。
ただ、結果的に、この手法は功を奏します。「読者の想像力を
喚起させるように物語に余白を残すコト」に成功したからです。
今回の作品で描かれなかった部分を、読者が勝手に想像して楽しんでいいんです。それで、自分でマンガなり小説なり作って発表しても構いません。
ライセンスとか、そういう細かいコトは言わないのでw
いいなと思ったら応援しよう!
![ヘイヨー](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/20945689/profile_09a5c91060090fe194fa71f068dc4985.jpg?width=600&crop=1:1,smart)