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Webライターと仕事部屋

在宅でも仕事ができる
それがWebライターの魅力
しかし、なかなか難しいのも事実


会社が苦手だった
人の声や足音、書類トントンに引き出しバタン
少しの雑音・気配にも集中力が途切れる
「在宅なら仕事に没頭できるのに」という謎の自信があった
会社を辞めてWebライターになり、いよいよそれを実践できる
やる気に満ちていた

自分の部屋
誰の気配も感じない絶好の仕事環境
の、はずなのに
集中力はもって1時間
なぜ……
仕事道具も服装も空調も、何もかも遠慮のいらない自由な場所
ここで集中できなければいつ集中するのだろう
考えられる原因は大きく3つ

まずは緊張感のなさ
人の目に触れなければ、だれる
次に誘惑の多さ
タイマー利用のためにYouTubeを開くと関連動画が目に入る
最後に自由度の高さ
誰にも注意されないから自分に甘くなる
在宅ワークで集中できる人は、この3つのいずれにも当てはまらない
強い気持ちで自己管理できる人だと思う

やっぱり仕事は家以外で、と
コワーキングスペースを探すも近所にはない
ちょっと車を走らせれば、なくはないけど
利用料が高すぎる
投資すべきなの?いや……無理無理さすがにこの金額は

カフェでコーヒーを飲みながら、パソコンをたたく
わたしもそれにあこがれた一人
しかし、たった一杯で何時間も居座るというのは
やっぱりできない
どんなに空いていたとしても、できない
セキュリティの不安もある
そんなわけで、なんとか在宅でがんばってきたけど
厳しいなという結論

いまさらながら、会社の素晴らしさを実感している
仕事をする場所や道具が与えられるのは、ありがたいことなのだ


繊細で敏感な気質をもつために、会社で働きづらさを感じ
フリーランスの道を選んだ人もいる
地位を築くまでは会社員時代の何倍もの仕事量をこなさなければならない
それに耐えられる仕事環境を自ら作り出せるかどうかが大事だ

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