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エッセイ ネコ戦記(9月)

 先月お話しした通り、今月の公募の記録です。
 管理がややこしい、という理由で、結果がわからなくても応募したら書いていくことにしました。頭がぱんぱんになる。応募したよ、の報告があるっきり、なんともいわないのが落ちたやつですね。

 代わりに、出した公募先の紹介をちゃんとしていこうと思います。次回出すぞ、という方の参考になればいいなと思います。

 まず、サムネイルから。前回報告した7月の星々の賞状が届きました。素敵でしょう。しみじみ嬉しいです。

 Twitterの応募については、すでに記事を設けていますので割愛します。


 第34回新美南吉童話賞 (童話 400字詰原稿用紙7枚以内)

 「手袋を買いに」「ごんぎつね」等で知られる、愛知県の童話作家、新美南吉の記念館が毎年募集している賞です。枚数が少なく、また児童部門やオマージュ部門も設けられた非常に間口の広い賞です。
 児童文学に関心があるため、以前から知っていた賞だったんですが、ずっとだせずじまい。去年は結局だめでした。
 毎日、お話ばかり書いているのに、書くことすらできないなんて、不思議でしょう。私もなぜかわかりません。
 今年は間に合いました。この、「出せた」という事実がただただ嬉しくて、夜にポストに投函した後、一晩中枕をぎゅうぎゅうしてました。恥ずかしいね。


コトノハなごや (写真課題 200〜800字)

 名古屋の特定の場所の写真をもとにした掌編小説を募集する賞です。8月に書いていた『SUPER BUG MAKER 』を読んだ方が、名古屋の街がお好きなら、とすすめてくださいました。
 「名古屋の魅力推進事業」と概要にあるとおり、観光効果を狙った賞で、実は自信がない。私の作る話、オシャレではないんですよね…。
 とはいえ、地の利は(ちょっとだけ)我にあり! 一生懸命書きました。1人が応募できる上限2編まで出しています。ご紹介くださった方も出しているようなので、授賞式で会える日が来たら最高なのになと、とらぬ狸の皮算用。(計算だけなら、ただですからね!)


坊ちゃん文学賞 (ショートショート 4,000字以内 のショートショート)

 言わずと知れた坊ちゃん文学賞。今月はここに出すことが最大の目標でした。どんな戦いも、まずはリングにあがるところから。
 Twitter上でショートショート書きの方同士が励ましあっていたことが非常に印象的でした。いいな、と思う。SNSをやっていて、一番良かった瞬間です。今までやった公募の中で、こんなに仲間がいた募集はありませんでした。

 出せてよかった。本当にそう思います。


これらの作品は、もしもどこかでひっかかれば報告を、そしてだめだった場合は、手直しして記事としてのせるつもりでいます。具体的に賞を目指す方は「このレベルではだめ」という指針にしていただければ幸いですし、私側は、過去作を手直しして……。という欲望を封印することができます。一石二鳥というわけです。

 さて、10月も頑張っていきますよ!

エッセイ No.014