11月30日:画面の向こうを同じ世界だと感じること。
おはようございます。
娘がいつのまにかYoutubeのスライム芸人的なチャンネルにどハマりし、結果週末にスライム祭りを開催したへいなかです。
娘がハマっているのはこちら↓
作っていきたいと、思いま〜す!
という口調が絶賛へいなか家で流行しています。
ここに引用するためにチャンネル検索したら、登録者数約50万人の立派なYoutuberさんで軽く引きました。…すごい。
・・・・・・・・
昭和終盤生まれの僕。
小学生の頃はまだまだインターネット黎明期で、僕にとっては身近なものではありませんでした。
安室ちゃんが一世を風靡し、街に小室サウンドが溢れた90年代中盤…Jリーグは開幕まもない頃で、国民的スポーツはまだまだ野球。「メークドラマ」なんて流行語も生まれた。
そんな時代を生きてきた僕にとって、テレビはやっぱり特殊な世界。画面の向こうはキラキラしていて、画面の中で起こっていることが次の日の同級生との話題の中心だった。
中学時代もそれは続く。ケータイやPHSが普及したけれど、まだまだ僕達の生活の中心にはテレビがあって、ドラマでキムタクが身につけたものが次の日から飛ぶように売れた時代だった。
僕がテレビの向こうを身近に感じるようになったのは法務教官になってから。つまりここ10年の話だ。すでにテレビではなくスマホとYoutubeが世界の中心になってからの話。
学生時代からずっと見てきた『情熱大陸』と『プロフェッショナル』が、「画面の向こうのすごい人」じゃなくなって…
くそ…こいつら俺より先に行きやがって
とか
やっぱりそういう判断するよね
とか
俺だって同じようにやってるぜ
みたいな、なんとなく張り合う対象になってからだ。
・・・・・・
僕の娘は4歳。
ここから先は
1,268字
放デイのスタッフをしながら、わが子の非行に悩む保護者からの相談に応じたり、教員等への研修などを行っています。記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。