11月23日:思考力と再犯防止②
昨日の記事の続きです。
ここからが本番。
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カーブを投げたら打たれたから次はストレートを投げる
こんな反省をしているピッチャーがいるとしたら、100%しょぼい。投げた球が打たれるかどうがは、球種だけで決まるものではないからだ。
同じコースに同じ球種でも、球速が変われば結果は変わる。
同じ球種で同じ球速でも、コースが変われば結果は変わる。
球種
球速
球威
配球
相手の調子
相手の思考
チームの点差
ランナーの有無
素人の僕が考えるだけでも、これらの条件は結果を左右するだろう。勝つ確率を上げるには、これらのことをきちんと比較・検討しながら勝負球を決めなきゃいけない。
カーブ投げて打たれたから次はストレート…そんな雑な思考で結果がともなうわけがない。
ちなみにこちらの新庄さんのインタビューは、彼らの思考の解像度の高さが伺いしれてとてもよい。
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思考の解像度が低いと、ちがいがわからない。
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放デイのスタッフをしながら、わが子の非行に悩む保護者からの相談に応じたり、教員等への研修などを行っています。記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。