類が友を呼ぶことのリスク。
仕事ってのは、ある一面で切り取れば、自分にできて人にできないことをお金と交換する営みだ。
僕にはきれいに髪を切る技術がないし、あっても自分で自分の髪を切るのはしんどいから、信頼してる人にお金を払って切ってもらう。
僕が自分で握るより、大企業が仕入れた魚を機械が握る寿司の方が安定して美味いから僕は回転寿司にお金を払う。
であれば…
仕事はある意味、スキルを高めれば高めるほどうまく行く。スキルを高めていくには切磋琢磨が効果的で、それはチームの中で行えるとなおよいのかもしれない。
職場で切磋琢磨できるというのは、実はとってもしあわせなことなんだと、今になって思う。
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法務教官時代、僕は本当に仲間に恵まれた。
9年間ずっと一緒に戦ってきた同期を僕は本気で天才だと思っているし、地球上の法務教官でもっとも信頼している。先輩も本当に尊敬できる人が多かった。職場で日々切磋琢磨し続けられた僕の9年間は、この先一生役に立つだろう。
今僕は、ただひたすら退屈と戦っている。
ま、自分で選んだ戦場なんだけど。
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ただ…
どうやらうちの職場に限らず、世間は結構たいへんな状況なんだと、最近になって痛感した。普段とは違うコミュニティに顔を出したことで生まれた大きな気づきだった。
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放デイのスタッフをしながら、わが子の非行に悩む保護者からの相談に応じたり、教員等への研修などを行っています。記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。