さよならの向こう側

さよならの向こう側にしかないモノ


20代も後半になると、たくさんの出逢いと別れを経験する。

中学時代、いつも一緒にいた友人達も、大多数がどこで何をしているのかわからないような関係になり、初めてお付き合いした女性も、結婚したとかしないとか。

そんな風に毎日を生きていると、いま目の前にいてくれる人たちとの出会いが、とても大切なものなんだと感じる。

当たり前のように毎日顔を合わせ、当たり前のように会話ができる。
当たり前のように連絡することができ、当たり前のように笑ってくれる。

そんな一瞬も、その瞬間を過ぎたときから過去になってしまうけど
その時間や空間では、生きた熱量を感じることができる。


大切な人たちと別れて知ることも多い。

その人が、自分にとってどんな存在だったのか
その時間がどれだけ貴重で尊い時間だったのか

『もう戻れない』

そう実感したときにはじめて、さよならの向こう側から学ぶことができる。


たくさんの出逢いを経験してきた
たくさんのさよならを経験してきた

さよならの向こうにも、幾度となく散歩した。


向こう側に行くときは、清々しいキモチになるが
帰り道で感じる、なんとも言えない孤独感は何なのだろう。


その孤独も、ひとつの学びなんだろうか。

できることなら、さよならの向こう側ではなく
出逢いの向こう側に行く機会が多いと嬉しい。


みなさんはそう思いませんか?




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→ 『なにごともつつがなく』 
noteとはまた違う毛色で文章を書いています。


 




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