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完全なる夕暮れの証明

理解し難い夢の奥で
理解したい 闇の途中
風景というより微光
3分間のカップラーメンたちが
待っていたら急にふやける
世界中の猫の視線を集めた
か細い留置場の中
したりしなかったりあやふや…
境目だけが居場所だったから
途中で地面抜けても気づかない
猫が舌舐めずりした後で
お腹いっぱいと眠り始めた
高層ビルをタワマンと呼んで
そこから見える世界は世紀末で
連続して流行る病気みたいに
日常が晒されている恐怖
かつて内側だった場所に
西陽が差したでも辞めた

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