そうさ僕らは
天気は雨
外の暗がりに潜む影
戦気はなしで
立ち向かう鬼の住処
喜びが欲しくて
悲しみがジャマで
手を振る人たちに背を向けて
行く
換気はオーライ
街は今もまだから騒ぎ
天使のように
見下ろす気分はちょっとドライ
手招きされるままに
後ろ髪をほどくように
落ち着くふりをして目を覚ませ
今
ようやく僕ら
取り戻せたのかもって
間延びしたタイムレス
埋め合わすように
喋り出したら止まらない
ちなみに僕は
気晴らしみたいな顔して
そんな彼らをちょっと無視して
笑ってみたり
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