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サヨナラばかりの夜が来ても

祈りの右手と さようなら未来
心は折れない さかさまの世界
痛みがとけたら 笑ったままおいで
しあわせはいつも 目に見えるものさ
からだを休める もうすこし長く
聞こえてる音は 夢ゆらすメロディ
ちかづく明日も 去りゆく今日も
おなじ意味のなか 動いてるのだから

風におびえる 若すぎるきみは
おかしな言葉を つぶやくばかり
匂いのような声が 鼻もとで消えた
日ざしをうけては 育っていけ前へ
みちがえる空が あふれだす雲が
粉のような日々を つつみこむようだ
なにもないことは わすれゆくことは
あたらしい朝を むかえうつ準備だ

かわいた心の すみのすみの方
おわらない意味を 問いただしながら
つかれたあなたの こわれそうな肩を
抱きよせる今は 青すぎる空の下



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