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きみのためにつくる映画はいつも 最高傑作のにおいがするんだけど 捨てられずにそっとしまってカビて 当たり前だけどもう見せれない 誰にも あの日あの時のことなんか タイムスリップしてもきっと同じ
あなたとお揃いの夏に 胸騒ぎいつもドキドキ あなたと不揃いの夏に 哀しくて闇がニョキニョキ あなたが消えたくなるたびに わたしは会いたくなるんです そんなわたしがいることを 励みに生きてくれませんか 無理か無理よねそうよねうん うそうそ忘れてごめんなさい
きみの胸に空を折り込んで 宙ぶらりんな暮らしをしよう いじわるな風を巻き込んで 滞空時間めちゃくちゃ延ばそう 春をくわえて 北の方へ ミスとかは全部 人の所為にして
広い夜の平らな部分で 松明掲げて眺めるキミ 腹を空かせて帰れば今も 同じ渋みを噛んでるのさ ふわり浮かべて楽しむ あの事はもうなかった事にして 波間に集う若い炎が テールランプみたい
解凍するまでの幸せ 束の間のチェンジ 楽しんだ後の いつも通りの切なさ 青春の甘酸っぱさ あの日が終わる瞬間を 誰が想像しただろう 嘘だらけの真実を溶かしながら あまりに美しすぎた そのバタフライは 僕の記憶にまだ気配がある どこに行くの?ちょっとそこへ そんな時も手を繋いだり 触れる時間・数かぞえて 痺れるほど結んだ指先 零れ落ちる隙間に鈍る光り それは偶然? あの日が終わる瞬間を 誰が想像しただろう 嘘だらけの真実を溶かしながら 拒むまで忘れていた 他人だった頃の