「おもしろい」はなぜこの文字を使うのか?
昨日の「しあわせ」に引き続き、今日は笑顔になるときに使う
おもしろい(面白い)
の語源を調べて、まとめてみようと思います。おもしろいと言えるものって
・読書して新しい情報を手にした時
・映画でハラハラドキドキしたり、感動したり
・スポーツをして汗を流したり
いろんな場面で「おもしろい」を使いますが、はたしてその意味・語源はなんなのか?それは・・・
顔が白くなること
です。詳しく書いてみます。
「おもしろい」のルーツは古い
“おもしろい“の意味は↓↓
・興味をそそられて、心が引かれるさま。
・つい笑いたくなるさま。こっけい。
・心が晴れ晴れするさま。快く楽しい。
という意味で、笑顔を連想しますね。そして、おもしろいを感じにすると
面白い
面(めん)が白(しろ)いと書く。これが今日のメインです。なぜ?この漢字なのか?不思議ですよね。古今和歌集や源氏物語など、古い書物からも“おもしろい“というワードは使われています。でも、一番興味を持ったのは
アマテラスオオミカミ
の「岩戸開き」という、神話です。
まず、アマテラスオオミカミ(天照大神)は、日本神話に主神として登場する女神で、太陽の神さまとして描かれています。ゲームのキャラクターでもよく出てくる名前なので聴いたことがある方もいるかと思います。その天照大神と悪さばかりする神さまとのやり取りから【面白い】が生まれました。
怒って身をかくしてしまった
天照大神は太陽の神さまですから、周囲を明るく照らしてくれます。しかし、悪さをする神さまに対して怒った神さまは、【天の岩戸をしめて隠れてしまいました】そうすると、国中が真っ暗になって昼も夜もわからなくなり、世の中が乱れてしまった。
そこで、残された神さまたちは作戦会議です。その結果、天照大神が隠れている岩戸の前で
どんちゃん騒ぎをしたんです
みなさんは経験ないですか?友達と遊んでいる時に、他の友達が自分の見えないところでコソコソとニヤニヤしながら楽しんでいる様子を。そんな時、「えっ⁉︎わたしも見たい!見せて!」ってなりませんか?そのことを作戦会議をした神さまは実践したんです。
おもしろいは【顔が白い】こと
そうして、他の神さまが天照大神が隠れている岩戸の前でどんちゃん騒ぎをするものだから、隠れている本人は“気になっちゃったんですね“
岩戸を少し開けて、外をのぞきます・・・
その時です。岩戸の前で待っていた神様が天照大神の手を「ぎゅっと」つかんで外につれだしました。そうすると、真っ暗だった世界に『太陽の光』に包まれて明るくなりました。その時の光が、神さま達の顔を照らし、顔(面)が白く照らされ喜びに輝いた。その様子を表したのが【おもしろい(面白い)】となったというお話。
信じるか信じないかはあなた次第ですが、わたしはとても素敵なお話だと思います。ワクワクして仕事をする。部活をする。人と付き合う。人生は面白いことをとことん突き詰めて続けられるが勝ちだと思っていますから!
二日連続で雑談回でしたが、また明日から、身体の不思議をまとめていきます。
毎日コツコツです。応援しています。
人生は習慣の織物です。
運動という字は、「運」を「動」かすと書きます。
読んでくれたみなさんの【運】が
よくなりますように・・・・
また明日!!
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