20歳冬、バイト終わり、おまつり。
この記事は、mast Advent Calendar 2024 の17日目の記事です。
アドベントカレンダーの最終日、すなわちクリスマスまであと1週間となりましたね。
そんなちょっと嬉しいような、12月17日という日の小さな彩りに、この記事を読んでいただければ幸いです。
12月某日、バイト終わり、時刻は22時15分。
ここから、私の「おまつり」が始まる。
1.「おまつり」探し
1店舗目
「おまつり」、なし。
何も買わずに出るのは申し訳ないので、チョコバナナ…ではなく、まるごとバナナを買った。
![](https://assets.st-note.com/img/1734359617-AryJaoKDsBZx6W2IMuGHfmvp.png?width=1200)
2店舗目
「おまつり」、なし。
やはり何も買わずに出るのは申し訳ないので、"冬限定デザイン"を買った。
![](https://assets.st-note.com/img/1734359981-1qKnoAdecTyaxlzQBDVrLIpS.png?width=1200)
3店舗目
閉店時間まであと20分、滑り込みで「おまつり」を探していく。
向かうのはお菓子コーナー。
_____あった。
やっと出会えた「おまつり」を手にレジへ向かう。
会計は300円。
こんな真冬の深夜に一人で「おまつり」を購入する20歳女性、と自分自身を形容して少し気恥ずかしくなったが、そんなことはどうでもいい。この気恥ずかしさを乗り越え、たった300円を払うだけで「おまつり」が手に入るのだから。
会計を終わらせた私は、外の寒さに震える体と「おまつり」に湧き踊る心とで目を白黒させながら帰路につく。
さあ、「おまつり」の時間だ。
2.「おまつり」、開催
さて、ここで今まで私が探し求めてきた「おまつり」をお披露目することとしよう。
![](https://assets.st-note.com/img/1734360390-V9KwfyGSa6BjNMvXiuhRgQLH.png?width=1200)
そう、私が「おまつり」と呼び、探し続けていたのは、知育菓子である「たのしいおまつりやさん」である。
ここからはこの「たのしいおまつりやさん」を通じて知を育んでいくわけだが、その前に一つ、この記事を書こうと思ったきっかけを紹介しておく。
そのきっかけとは、ある1本の動画である。
にじさんじ所属のVTuberである葛葉と叶(敬称略)の二人がさまざまな知育菓子を作る企画だ。
この動画に、「たのしいおまつりやさん」が出てくるのだが、どうも「難しさ」が5段階評価のうち4、つまりまあまあ難しいらしい。
そんなことを聞いてしまったらやるしかない、と思っていたところでアドベントカレンダーの企画が舞い込んできたのでこの記事を書くことになった次第である。
開封
![](https://assets.st-note.com/img/1734360775-gT3ke6soHQanw25pNl4bfMZG.png?width=1200)
箱を開けると袋が入っており、それも開封すると写真のようなものが入っていた。
袋の一面を切り抜くと屋台を模した「おまつりシート」になる仕掛けつき。嬉しい。
写真には映していないが、箱の一部を切り抜くと硬貨も作れる。楽しすぎる。
作り方は箱の裏側に書いてあるので、それに沿って作っていく。
ズボラな性格ゆえに綺麗な作業環境を保てないのと、毎回写真を撮ることを面倒に感じたことを理由に、作業中の写真はない。
作り方が気になる人は、前述した動画を参考にしてもらえればと思う。
完成!
![](https://assets.st-note.com/img/1734361076-sf1QGtaw4xcYVEHzhprCgnJ3.png?width=1200)
ということで、作業シーンを一気に飛ばして「おまつり」の完成である。
いざ、実食。
ふむ、おいしい。
知育菓子というと、どうしても「美味しさ<楽しさ」というイメージがあったが、普通においしい。
とうもろこしを除いたすべてが実物の味になっているし、バナナに関してはムチっとした食感まで再現されている。すごい。
ちなみにとうもろこしはブドウ味である。食感はハイチュウのようなチューイングガムなので、とうもろこし味だと微妙だったのかもしれない。
3.感想
バイト終わりの遅い時間に2店舗回って「おまつり」に巡り合えなかったときはどうしようかと思ったが、3店舗目で無事に巡り合うことができて良かった。ありがとうス○薬局。
知育菓子といえばねるねるねるねくらいしか経験がなく、「おまつり」のような工作系(?)のものは初めてだったのだが、20歳になった私でも十分楽しむことができた。
水に粉を混ぜるだけで色が変わったり、触感が変わったり、とにかく「五感で楽しい」。そして、肝心の味も申し分ないのである。
もう、「知育」に関しても「菓子」に関しても完璧ではないか。
個人的には「りんごあめ」と「チョコバナナ」に興味を惹かれた。
例のごとく「○○のもと」と水を混ぜるだけなのだが、「りんごあめ」は10分ほど放置するだけでゼリーのように固まり、「チョコバナナ」のバナナに至っては混ぜ始めた瞬間からなんだかもちもちとしてきて、プルプルのクッキー生地のような感じになったのだ。面白い。
大人になってから知育菓子に向き合うと化学反応が気になってくる、というのが今回の気づきかもしれない。こんな形の「知育」もありなのか。すごすぎるだろ、知育菓子。
4.おわりに
さて、ここまで私の「おまつり」に付き合ってくれた皆々様、ありがとうございました。
知育菓子、お手頃価格でかなり楽しめるので課題や研究などで行き詰った際は気分転換に良いかもしれません。その際には粉や水が飛び散っても大丈夫なようお気を付けください。
クリスマスまであと1週間、最近は寒さも厳しくなってまいりましたがどうか暖かくしてお過ごしください。
この記事が誰かの心を少しでも温められていれば幸いです。