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スイス人夫から見る石垣島とビジネス

Hoi Zäme, ハイジです。

夫ペーターはいつも経済ニュースをチェックしており、どこの国に行っても様々な値段をチェックし、スイスの物価ではなく、それぞれの国の適正価格でないと支払いたくないタイプ。

ペーターの石垣島の物価の印象は、
「高すぎる」でした。

7月にひとりで1週間ほど沖縄本島に滞在していた時と比べて、石垣島の単価が非常に高いと言うのです。
例えば、「街でハンバーガーやカフェでコーヒーを頼むと六本木と変わらない値段じゃないか。平均年収も家賃も東京より低いはずなのに、同じ価格帯というのは違うのではないか。」という疑問らしい。

カフェを調べ、雰囲気が良さそうで、レビューが良いところへ行ってみると、みんなどうやら本州の大都市のいずれかから移住して来ている20〜30代の人のようで、総じて単価は東京のカフェに近く、店内はおしゃれで、オリジナルグッズの販売もしている。
そしてSNSの活用が非常に上手。
日本語の全くわからない夫ペーターが自分ひとりで見つけてこれるくらい上手である。

サイドメニューを頼んでみても私達の口には合わないこともあり、ペーターは「最近の石垣島ではSNSがうまく使えたら成功するのは簡単で、味は関係ないってことなのか。」との疑問をしばしば口にしている。

日本人の私はというと、「まぁね・・・」という日本人全開な意見。笑

私は沖縄県の平均年収も、年間を通しての沖縄本島、離島のホテル単価も知っている。
石垣島の学校を含む公共施設は非常に老朽化しており、ローカルなスーパーや商店に行けば行くほど、現地にお住まいの方の生活と観光客の方には大きなギャップがありそうなことも想像がつく。

若い方がたくさん石垣島に住み、島が発展して、税収が増えることは非常に良いことだとは思うのですが、石垣島らしさ、沖縄らしさを損なわず、昔ながらのお店や石垣島出身の方がもっと成功していたらいいなぁとは思いました。

後、外国人と結婚している私が言うのも何なんですけど笑、金額関係なく、あまり外国人には簡単に土地を売らない方がいいんじゃないかなぁと少し心配になったり。

まぁ夫婦揃って色々考えることはあっても、私達は何も知らない素人ですし、ペーターは石垣島の生活を気に入っている。

今年2022年は沖縄がアメリカから返還されて50年。
これも何かのご縁かなぁと思って、沖縄に関する本を読み始めました。

美味しいコーヒーと読書タイム

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