土壌の話
土壌改良でオキナワに派遣されている先輩隊員がいる。
12月で任期終了し帰国するので、その前にもっと話したい!と思い、ランチさせてもらった☺️
農業の隊員と言っても
野菜栽培、果樹栽培、米栽培、きのこ栽培など色々あるし、他にも土壌改良、害虫予防、種子、農薬、食品開発など…
職種は沢山あります🧑🏻🌾
野菜に栄養はあるけど、その野菜はそもそも土からできている。それが私たちの体内に入る。
土や種の話は前から興味がある分野だった🌱
しかも先輩は私と年齢が近い女性(しかもクールでかっこいい)。話しやすい!
JICAの前は、北海道の大学→院を卒業している。色々聞いてみたかった🍀(JICA協力隊って色んな専門職の人がいて面白い…)
その先輩の活動は、
農地の土壌を回収して、研究室で土の良し悪しを専用機械で解析し、結果を農家に見せて改良に導く。
という感じらしい(ざっくり)。
日本には「土壌学」と言うものがあるらしい(知らんかった)けど、ボリビアには無い。
ボリビア農業界にとても貢献してるように思う🇧🇴素敵!
大きいトラクター🚜が土の状態を悪くしている…とか、日本は土を耕してから種を植えるけどボリビア人は耕さずにカチカチの土に植えてる…とか。
農薬を撒けばすぐ効果は出るけど根本の解決ではなく…土は、改良したくても変化が出るまでは何年もかかるとか…。
一見「土」って地味に見えるけど、そのお姉さん隊員は土壌学が面白いみたいで、研究も活動も全然苦じゃないらしい🥼🧪🪴
なんでも答えてくれる。素敵すぎる!
土の成分の良し悪しに関わる数値を農家さんに説明するとき、説明しても分かりにくく、難しい。
こんな時は
「これは人間で言うところの「健康診断」です!
土の健康診断だと思ってください!」
土には色んな種類があるって事を説明する時は
「人間にも色んな人種がいますよね!肌の色や目の色が違う、性格もバラバラ。
人間も土も同じです!」
と話すらしい😀
面白かった〜めちゃ参考になった。
専門的な話って、ついていけなくなると一歩引いてしまうけど、こんな風に噛み砕いてくれると楽しい。
他にも、土壌について勉強し始めたキッカケとか、今まで何して来たとか、これからの仕事の話とか、色々聞けた!
私は国際協力に憧れがあって、その為の手段で栄養を勉強したら、意外と面白くてハマった!という経緯であるけど、この先輩隊員も似てた。
先輩にとってはそれが土壌学だったらしい。
同じ感じだった〜☺️
書籍化、映画化もされている青森県の「奇跡のリンゴ」の話、アフリカの土の話なども出来た。
こういう話が出来る人いなかったから嬉しい!
最後に、風の谷のナウシカの「汚れているのは土なんです!」という台詞についても話してて、宮崎駿は天才だっていう事でも盛り上がった。
話せる人がいて嬉しい。また書きます🌱