【賃貸VS持ち家】賃貸が得だと考える私の意見を聞いて欲しい

住む場所を選ぶという決断は、人生に大きな影響を与えるものである。

「賃貸か持ち家か?」

この問題は多くの人々が直面する悩みであり、経済的な側面やライフスタイルの変化に直結する選択でもある。

多くの人が持ち家に対して「安定」や「資産形成」というイメージを抱いているが、実際のところはどうだろうか?

現代の多様化するライフスタイルにおいて、実は賃貸こそが長期的に見て賢明な選択となる場合が多いのではないかと考える。

そこで今回は、賃貸のメリットとデメリットを詳細に掘り下げ

『賃貸がどれほど合理的な選択肢であるか!』

について、私の個人的な考えを聞いて欲しい。


まずは賃貸生活におけるメリットについて解説していこう。

私が思うに、主なメリットは3つある。

まずは、変化に対応できる柔軟性だ!

賃貸の最大の強みは、その柔軟性にある。
私たちの生活は、予測できない変化に常にさらされているだろう。
・転職
・転勤
・結婚
・出産
あるいは家族の事情などで生活環境が大きく変わることは珍しくない。
このような変化に素早く対応できるのが、賃貸という選択だ。

たとえば、若い頃はワンルームの狭いマンションで十分だ。
結婚して家族が増えた場合には、より広い住居が必要になるかもしれない。
その際、賃貸であれば手続き一つですぐに引っ越しが可能でありライフスタイルの変化に対応できる。
これは、持ち家では不可能な身軽さである。

また、突然の転勤や転職が発生した場合にも、持ち家では移動が非常に難しい。
特に持ち家を売却するとなると、買い手を見つけるまでに時間がかかるし、売却価格が希望通りにならないことも多い。
賃貸であれば、賃貸契約を解除するだけで済み、新しい職場や地域にすぐ適応できる。
この「身軽さ」は、現代の変化が激しい社会において非常に重要な要素と言えるだろう。

次に、大きな支出や修繕費が不要な点だ!

持ち家には、購入後も修繕費やメンテナンス費という大きなリスクが常につきまとう。
特に一戸建ての場合
・外壁の塗装
・屋根の補修
・水回りのトラブルなど
年月が経つごとに多額の費用が発生する可能性がある。
一般的に

『10年ごとに数十万~数百万円の修繕費がかかることも珍しくない』

大規模リフォームともなると、場合によっては500万円以上かかることもある。

しかし、賃貸物件ではこのような大規模な修繕費用は発生しない。
賃貸物件の修繕やメンテナンスは基本的に大家側の負担となるため、居住者はその心配をする必要がないのだ。
もし何か設備に不具合があった場合でも、管理会社に連絡すれば速やかに修理を行ってくれる。(住居人に過失があれば請求される可能性も...。)
特に突然の出費が発生した際、持ち家では資金準備ができていなければ生活に大きな影響が出るだろう。
しかし、賃貸ではこのリスクが回避されているのだ。

そして、最後のメリットは

資金の流動性を確保できることだ!

賃貸は、持ち家に比べて資金の流動性を高めることができる。
持ち家を購入する際には頭金や住宅ローンの毎月の返済が必要になるが、これらの支出は一度家に固定されてしまい資産としての現金化が簡単にできない。

一方、賃貸に住むことで手元に残る資金を別の使い道に活用することが可能だ。

たとえば

『余剰資金を投資に回して資産運用を行う!』

現在の低金利時代において、銀行に預金しても増える利息は【すずめの涙】だろう。

それなら持ち家を購入する代わりに、その初期費用を投資信託や株式に投じることでリターンを得られる可能性があるのだ。
資産運用に不安がある人は、自己投資として【スキルアップ】のための資格取得や学習にお金を使うこともできる。
こうした資金の使い道は、自分自身の将来のキャリアや収入に大きく影響を与える可能性があるのだ。

『それほど投資に資金を回すことは重要だと言える』


さらに、人生には予期せぬ出費がつきものだろう。
・家族の医療費
・車の修理代
・その他の突然の出費
これらに対応するために、流動性の高い資金を手元に残しておくことは重要だろう。

持ち家を購入してしまうと、このような流動性を犠牲にする可能性が高い。

賃貸の方が経済的な自由度が高くなるのは間違いだろう。


以上が、私が思う賃貸のメリットだ。

当然、良いことばかりではないのは承知している。
次は

賃貸のデメリットについて考ていこう!

先ほどは賃貸のメリットを3つ解説したが、デメリットについては2つしか浮かばない。

まず、資産として残らないことだ!

賃貸の最大のデメリットは、資産として残らないことである。
毎月の家賃を支払っても物件は自分のものにはならず、賃貸契約が終われば何も手元に残らない。
保険で言えば【掛け捨てタイプ】だろう。

持ち家であれば支払いが完了すればその家が自分のものとなり、将来的に売却して利益を得ることも可能だ。
保険で言えば【積み立てタイプ】だろう。

しかし、保険と不動産は違う。

現実的に考えると、家を資産として保有することにはリスクも伴うのだ。
特に、現在の日本では

『人口減少が進む中で地方の不動産価格が下がる傾向にあり、資産価値が思ったほど上がらないケースも多い』

それどころか、経年劣化や立地条件の変化により家の価値が大幅に下がるリスクも存在する。

こうなると、持ち家が必ずしも資産として有利であるとは言い切れないだろう。

また、高齢になると賃貸契約が結びにくいこともデメリットだ!

高齢者が賃貸契約を結ぶ際、契約が難しくなることがある。
特に単身高齢者の場合、大家の立場からすると孤独死や医療問題を懸念して契約を渋るケースも多いだろう。

『事故物件になるのは避けたいからだ』

しかし近年では高齢者向けの賃貸住宅や保証人不要の物件も増えてきており、この問題は解消されつつある。

さらに、高齢者向けのサービス付き賃貸住宅(サ高住)や、地域の支援を受けられる住宅も普及しつつあるのが現実だ。

私が高齢者となった時には、このデメリットが大きく軽減されると期待できると感じている。


ここまで賃貸のメリットとデメリットを見てきたが、賃貸が得をする理由は

そのリスクの少なさと自由度の高さだ!

賃貸生活の最大の魅力は、身軽であることだ。

ライフスタイルの変化に応じて、住む場所を自由に選ぶことで不要な負担を避けられる。

持ち家では一度決めた場所に縛られてしまうが、賃貸であれば必要に応じて柔軟に住み替えることができるだろう。

そして賃貸は、持ち家に比べて経済的リスクが低いことも理解してもらえただろう。

大規模な修繕費や不動産価値の下落といったリスクに晒されることなく、毎月の家賃を支払うだけで快適な生活を維持できるのだ。

また予期せぬ出費を心配することなく、計画的に生活費を投資に回せる点も賃貸の大きなメリットだ。

以上が賃貸派である私の考察だ!

賃貸生活の最大のメリットは

『リスクの少なさと柔軟な生活設計が可能であるという点に尽きる』

特に現代社会において、仕事の変化やライフスタイルの多様化が進んでいる。
そんな中、賃貸はその柔軟性が最大限に発揮される選択肢ではないだろうか?

持ち家は資産としての魅力がある。
しかし一方で、長期的には多くのリスクが存在し予期しない費用が発生する可能性もあるのだ。

だが賃貸なら、これらのリスクを回避しながら同時に自分のライフステージに合わせた住まいを選び続けることができるだろう。

結論として

『賃貸は経済的な安定と生活の自由を重視する人にとって最適な選択肢だ』

リスクを避け柔軟に生きたいと考えるなら、賃貸こそが未来を見据えた合理的な選択であるといえるだろう。

以上が私の考えだ。

今の私は、この考えが正しいと信じている。
反面【持ち家派】の意見を聞いてみたいと思っている...。

こんな拙い記事を読んでくれた方がいるなら、アナタの考えを聞かせてもらえたら幸いです。

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