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ガンダム三すくみ


ダンナから職場でのガンダム話を聞いた日、嫁は午後ローでコマンドーを
観てたので合体した4コマが完成しました。
コマンドーは言わずと知れた、アーノルド・シュワルツェネッガーの出世作です。

【あらすじ】
元米軍のコマンドー部隊のリーダー、メイトリックス(アーノルド・シュワルツェネッガー)は退役して愛娘ジェニーと山荘で静かに暮らしていた。
ある日、元上司から同じ部隊にいたメンバーが次々に殺害されていると知らされる。その直後、襲い掛かってきた謎の武装集団に娘を連れ去られ……。

まず出だしの掴みがすごい。右手にチェーンソー、左肩に丸太を担ぐシュワルツェネッガーの筋肉の盛り上がり。もうここから第三次世界大戦が始まってるんですよ。
緊張感漂うBGMの中、薪を割る彼の背後に何者かが近づき……険しい顔で振り向くとそこには愛娘の姿が!
破顔して娘を抱き上げる父親、この数十秒だけで彼の強者ぶりと優しさが十分に伝わってきます。「あーん」されたアイスを顔にくっつけられ、笑顔になるシュワルツェネッガーなんてそうそう見られるものじゃないですよ。年を重ねて目立つようになった顔の皺をクシャッとさせた笑顔もいいですが、若い頃のニッコリという笑顔も素敵ですね。

このホームドラマ的な冒頭部分がかなりお気に入りでして、短い尺で違和感なく人物描写と設定、今後の展開も説明してくれる。あとはシュワルツェネッガーの凶暴な筋肉と暴力で押し切る潔い演出を楽しむだけ。前準備として完璧です。ビールを飲むならこの後からです。

迷いのない勢い。無茶苦茶。痛快。テンポがよすぎる。高い娯楽性。
敵を殺す度に小粋なセリフを口にするシュワルツェネッガーの余裕ある強さが小気味良く安心感あります。やりたい放題か。
中だるみせず最後まで同じテンションで観られるのも良い。

「何が始まるんです?」「第三次世界大戦だ」など、数々の名台詞を生み出した吹き替え翻訳は平田勝茂。他にもバトルシップやトランスフォーマー(アニメ)なども担当しています。極端でないまろやかな(?)翻訳をする印象の翻訳家です。

ネタ扱いされることも多い作品ですが、シュワルツェネッガーの筋肉と第三次世界大戦以外を切り捨て90分弱できれいにまとめたストレス発散ムービー。名作です。

ガンダムは水星の魔女派の「グレンラガンがいいんだろ!」という捨て台詞で笑わせていただきました。嫁は水星の魔女を楽しく観ています。
学園物キャッキャウフフかと思ってたらオルフェンズでした。


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後日お礼の言葉と共に近況が送られてくる謎仕様になりました。主に低気圧に対する嘆きと悲しみと怒りと苦しみです。