工作室運営のためにマニュアル車免許を取ろうとしてめちゃくちゃ苦労した話
このnoteは免許センターで普通自動車免許取得の交付を待ちながら書きました。
「工作室もくもくはりねずみ」という、地域の工作室を運営している「きさいち」と申します。
工具や3DプリンターをつかえるDIYの施設で、オープンに向けて現在改装中。
この記事では、この工作室のために二月から免許取得に向けて頑張ってきたことをレポートします。
DIYはでかいもの運びがち。車の免許が欲しくなる
木材とか、工具とか…
DIYは大きなものを運ぶ機会がとても多いです。
先日も、中古のソーホースという道具を8個、ゲットするため夫にレンタカーで運転してもらい、取りに行きました。
多くのホームセンターでは大きいものを買ったお客さんに軽トラ等を無料で貸し出しています。ホームセンターいくなら、やはり車が運転できなくちゃあ……
軽トラ運転するなら、マニュアル車だ。
(最近はAT車も多いらしいが)
ママ・チャリンコに限界を感じた私は、マニュアル・トランスミッション車の免許取得を決意しました。
しかし運動神経が、よろしくない
私は運動神経が良い方ではありません。
高校の通信簿で2がつく程度、
小学校の徒競走は基本ビリかブービーです。
スポーツで成功体験を得たことは人生で一度だけです。高校の運動会で三年女子が複数人でタイヤを引っ張り合い自陣まで持ってこれたら勝利という競技「バーゲンセール」で勝利したその一度だけ。
(タイヤを全力で引っ張って、相手チームがウチらのタイヤに引きずられ、負けたチームを見下ろしたあの光景、なかなか気持ちよかった。)
そんな感じなので、自分の体を自由に動かす楽しさとか極める喜びとかほとんど知らないまま30代になりました。
仮免取得までに大苦戦、人の2倍時間をかけた
免許取得までのステップは二つ。
教習所内で基本的な操作を学び仮免許を得る第一段階と、路上に出て運転経験を積む第二段階。
基本操作を身につける第一段階、MT車の操作で重要となる「半クラッチ」が途中まで全く掴めず、「ギアチェンジ」はモタモタとぎこちなかったため、
交差点を5回、S字クランクを5回、その他の項目何回かずつやり直しとなり、
最短15時限で終わるところ30時限かけてのフィニッシュとなりました。
ポイントカードかよ、ってくらいスタンプ集めた。
教習所の先生はみんな根気強く、優しく丁寧に教えてくださいました。何度教えてもいまいち飲み込みが悪い私に、諦めることなく何度も………
(半クラッチとかギアチェンジ、なんだそれ、という人は、
ハンドルとアクセルの操作をしながら、交差点を通過する度に左手でフリック操作、左足でうどんを踏むことを想像してください。うどんの踏み具合でエンジンが止まります。)
脳みその学習能力はすごい
最初はこんなに一度にいろんな操作できるわけないじゃん!という感じでしたが、人間の脳みそというのは不思議なもので、
何度も練習して寝て起きることを繰り返すと昨日できなかったことが今日できるように。いきなり上達します。
最後の方には車の声を聞いてギアとクラッチの操作ができるようになり、全くエンストしなくなりました。
また、路上に出て練習するようになって数回は標識、信号、安全確認全くできなかったですが、
その夜目を瞑ると未知の映像が目の裏にバァっとうつってバックグラウンドで脳みそが学習しているのがわかり、教習を重ねるごと事前に取得できる情報が増えていきました。
無意識ってすごい。
そしてめでたく免許交付
教習所が丁寧に教えてくださるところだったので、たくさん練習することができ、本日免許証がめでたく交付されました!
大変ありがとうございました。
免許が交付されたとはいえ、まだまだ下手くそな初心者ドライバー。
安全運転で経験を積んで、しっかりうまくなります。
これから車を使ってやりたいこと
免許が取れたらやってみたいと思っていたことはこんな感じ。
・ホームセンターで買ったものを車で運ぶ
・ジモティに出てるデカい備品を取りに行く
・展示会の搬入をする
ハイエースとか、大きめの車を運転するのに慣れたい。
できることが増えると、できることが増えますね。