誰もが1億円の資産を築き上げる方法
序論
現在、日本の国民負担率は50%に近い水準に達しています。国民負担率とは、働いて得た収入の中から税金や社会保険料として国に納める割合を指します。つまり、あなたが一生懸命働いて得た収入のうち、その半分が国に吸い上げられているのです。この負担率は年々増加しており、30年前には30%台でした。消費税を含む税金も増加し続けており、物価指数(CPI)も上昇しています。
コロナ禍での政府による支援策の財源回収のために、税負担はさらに増加していますが、一度上げられた税率はなかなか下がることはありません。このため、今後も経済的な負担は増え続けることが予想されます。これらの状況を踏まえ、私たちが対抗する手段は「資産運用」しかありません。資産運用は、全ての国民が自主的に行わなければならない施策なのです。
退職金があったとしても、老後の生活を安心して送るためには夫婦で1億円近いお金が必要とされています。さらに、年金の支給開始年齢はどんどん遅れ、将来的には70歳からの支給となる可能性も考えられます。最悪の場合、年金が支給されない可能性すらあるのです。こんな不安定な時代に、自分の将来を守るためには、資産運用が必要不可欠です。
海外ファンドによる資産形成
では、具体的にどのようにして1億円の資産を築き上げるのか?その答えは「海外ファンド」にあります。海外ファンドでは、初期投資はゼロ円で、毎月の積立貯金だけで投資が可能です。最低額は31,000円から始めることができますが、より確実に1億円を目指すためには、毎月50,000円~80,000円程度の貯金が理想的です。
数的根拠を用いた説明
では、具体的にどのようにして1億円に到達するのかを、数的根拠を用いて説明します。
月々50,000円を年利8%で複利運用する場合:
初期投資:0円
毎月の積立額:50,000円
年利:8.0%
この条件で運用した場合、35年間でどれくらいの資産が形成されるかを計算します。
まず、複利運用の計算式は以下の通りです:
ここで、
Aは将来の価値(目標資産額)
Pは毎月の積立額
rは年利
nは1年あたりの複利計算回数
tは投資期間(年数)
今回の条件に当てはめると、
A=50,000(1+0.08/12)12×35
実際に計算すると、35年間の複利運用後の資産額は約1億1469万4124円となります。ただ35年間の運用が前提ですので、30歳未満の方であれば、5万円の運用でも1億円を達成することができる計算です。例えば40歳の人が65歳までの25年間で1億円を築こうと思えば、同条件なら約10万5千円は必要です。
あとは1億円ではなく、退職金が支給されることを前提として7,000万円~9,000万円まで目標額を引き下げるとか、年金が現行の半分となる計算で、3,500万円は支給されるとする等、条件を引き下げて計算していく必要があります。
ただ、どれだけ下げても自分年金で3,000万円~4,000万円は必要ですので、最低でもこれだけはクリアしなければなりません。
ちなみに、毎月5万円を25年間運用すると、約4,755万円になるので、最低ラインは確保されます。
資産運用の必要性
今まで述べた通り、資産運用を行わないと、将来の経済的な安定を確保することは非常に困難です。以下に、資産運用の具体的なメリットと、それがなぜ重要なのかを説明します。
1. 物価上昇への対応
物価指数(CPI)の増加により、将来的に生活費が上昇することは避けられません。現金のまま貯金をしていても、その価値はインフレによって目減りしてしまいます。資産運用を行うことで、インフレに対抗し、実質的な資産価値を維持することができます。
2. 年金の不確実性
年金制度の将来は非常に不透明です。イギリスでは年金支給開始年齢を65歳から67歳に遅らせることが発表されており、日本でも同様の動きが予想されます。年金に頼ることなく、自分自身で資産を形成することが重要です。
3. 老後の生活資金
老後の生活を安心して送るためには、夫婦で1億円近い貯金が必要です。これは、長寿化に伴う医療費や介護費用、生活費などをカバーするためです。資産運用を通じて、この目標を達成することができます。
海外ファンドの魅力
海外ファンドは、上記のような経済的な不安を解消するための強力なツールです。その主な魅力を以下にまとめます。
1. 高い利回り
海外ファンドの平均年利は8.0%と高く、長期的な資産形成に非常に有利です。日本国内の投資商品と比較しても、圧倒的に高いリターンを期待できます。
2. 分散投資
海外ファンドは、複数の国や地域に分散して投資を行うため、特定の地域や国の経済状況に依存しません。これにより、リスクを低減しながら安定したリターンを得ることができます。
3. プロの運用
海外ファンドは、専門の運用会社が投資判断を行うため、個人投資家が市場の動向を常に追い続ける必要がありません。貴方は運用会社に丸投げをして、毎月送られてくる運用レポートを眺めるだけで良いのです。
具体的な資産形成のシナリオ
ここでは、具体的な資産形成のシナリオを示します。
シナリオ1:月々50,000円の積立投資
初期投資:0円
毎月の積立額:50,000円
年利:8.0%
投資期間:25年・30年
このシナリオでは、25年後に、約47,551,320円、30年後に約75,080,280円の資産が形成されます。
シナリオ2:月々31,000円の積立投資
初期投資:0円
毎月の積立額:31,000円
年利:8.0%
投資期間:35年
このシナリオでは、35年後に約58,154,792円の資産が形成されます。35年間ですので、20代限定のプランですが、車のローンで3万円を組むよりも海外ファンドを組んだ方が利口だということが分かります。
シナリオ3:初期投資+月々50,000円
初期投資:3,000,000円
毎月の積立額:50,000円
年利:8.0%
投資期間:20年・25年・30年
年1回のボーナス投資:500,000円
このシナリオでは、20年後に、約43,067,807円。25年後だと、約67,838,230円。30年後には約104,742,338円が受け取れます。この方法は40代以降の方が年金支給年齢までに資産形成をする為の方法であったり、或いは、初期投資が可能な方向けのプランです。
まとめ
現在、日本の経済環境は厳しく、国民負担率の増加や年金制度の不透明さが私たちの将来に不安をもたらしています。そんな中で、自分自身の将来を守るためには資産運用が必要不可欠です。海外ファンドを利用した積立投資は、初期投資ゼロ円から始められ、毎月の積立貯金だけで高いリターンを期待できる有力な手段です。
毎月50,000円の積立投資を行い、年利8%で複利運用することで、30年間で約75,080,280円の資産を形成することが可能です。さらに、ボーナスなどを追加投資することで、1億円の目標に到達することも現実的です。
資産運用を始めるためには、まず基本的な知識を身につけ、具体的な目標を設定し、自分に合ったポートフォリオを構築することが重要です。そして、定期的に見直しを行い、柔軟に対応することで、長期的な資産形成を実現しましょう。
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