【宅録向け】これまでの機材遍歴を振り返る
こんにちは、なぜかnoteのモチベが高いhechiMaです。いつになったら秋が来るんでしょうか、エアコンの効いた部屋から今回も書いていきます。電気代を支払ってくれている親に伝えるためにも、今回はこれまでの自分の機材を振り返って行こうと思います。誰得かと聞かれると俺得だと答えます。配線図作るの楽しかった。
前提として
僕のnoteを初めて読む人にも説明しておくと、僕は高専に入学してからギターを始めた者です。最初の一年はあまり触ってなかったのですが1年の終わりにコロナ期間に入り、どっぷりハマっていきました。演奏技術よりも機材調べに熱を注いでしまった結果、大して上手くないが無駄に機材が多い6年目ギタリストとなってしまいました。ごめんなさい。
一応YouTubeにTAB譜付きの弾いてみた動画とかを上げてます。サークルのライブとかでやることになった曲中心です。よければご覧ください。
今回はそんな僕の機材遍歴をまとめてみたものです。正確ではない点もありますがご自分のギタリスト歴と比べて「カスだな」「やるじゃん」とか思いながら見ていってください。
1年目前半
まずは始めたてから。最初に買ったのはPLAYTECHの初心者ギターセットでした。上に書いてあるアンプとギタースタンド、チューナーとピックが付いて14000円弱っていうんだからもう最強ですよね。ですがこのころは何の知識もなく、寮生活で大きな音は出せなかったので(それは今もだろ)、アンプにはほぼ繋がずに生音でジャカジャカコードを練習してました。最初はufretの見方も分からず、コードが何かも分かっていなかったので、コードの図を押さえれば曲中のギターの音が鳴らせるようになるんだと思ってました。懐かしいな(今ではそんな小さな成長を感じることが出来ずに暗い毎日)。
ひとつ面白いのが、最初から現在まで使っているスピーカーは同じです。もちろん音は今のほうが確実に良いんですが、ポテンシャルがすごいんですよね。当時1980円でした。いい買い物すぎる。
練習としてはひたすらコードを弾きながら歌う練習をしていました。弾いてみたを見て始めたギターですが、歌うのが大好きなのでギタボもやりたかったんですよね。確かFコードを押さえられるようになるまで3カ月、コードチェンジがスムーズにできるようになるまで半年ぐらいかかった気がします。遅い。
1年目後半
部活を辞めました(サッカー部)。理由はまぁヘタクソでついていけなかったからです。それを機に音楽部に入部し、ギターに専念しようとエフェクターを買いました。みんな大好きG1fourです。今でも周りに使っている人がたくさんいますね。なんといってもそのコスパには脱帽と言わざるを得ません。zoomはデザイン以外はほんと完璧なんだ(べた褒めです)。
あとアンプの記載がなくなりましたが、ほぼ使わなくなったからです。アンプシミュレーターがG1fourには入っているので、それを使うようになりました。だってアンプは音がでかすぎて思いっきり鳴らせないんですもん。これ以降も音作りの確認用途でしか使っていません。ただ最初はアンシミュの存在なんて全く知らなかったので、好きなギタリストのボードを調べてそれを真似してプリセットを作り、そのままヘッドフォンで聞いてました(つまりアンシミュなし)。音はもちろんバキバキです。いい思い出だ。
そしてこのヘッドフォンは今も使ってます。音もとても素直で文句ないんですが、何より装着感が良い。これ付けてASMR聞いたら5分と経たず眠くなるんですよね。ただ使い込みすぎてもうイヤーパッドがテロテロです。交換イヤーパッド買えよって感じなんですが、剝がれた肌触りがまた良いんですよね。今のところ買い替える予定はないです。
練習としては音楽部でやることになったKANA-BOONのシルエットを永遠に弾いてました。単音ピッキングはこの曲で勉強しましたね。まだ弾いてみたを作ってみたいとかそういうことは考えてなかったです。
2年目
2年目に入ってちょっと豪華になりましたね。これらはコロナ期間で買った機材たちです。ミキサー兼オーディオIFを買ったのですが、今思うと何も知らないくせになかなかいいチョイスしてますね。音質はゴミだったんですけど。というのも最初は普通のオーディオIF(Scarlettとかur22とか)を買おうとしてたんですが、2ch両方コンボジャックだとこれが一番安かったので見た目が全然違うのに食いついてしまい、購入する羽目になったのです。ASIOも使えないわ、S/Nめっちゃ悪いわで今考えると最悪の選択だったのですが、何も知らない僕は「こんなもんかぁ」と思ってずっと使っていました。ダイレクトモニタリング機能を使ってG1fourのアンシミュかました音を聞いていたのでレイテンシは気にならなかったんですよね。まぁ勉強にはなりました。G1fourかましてローインピーダンスになっているのにギターの信号はすべてハイインピーダンスと勘違いしておりHiZボタンをずっとオンにして使っていたのを覚えています。
お気づきのかと思いますが、メインギターが変わっています。テレキャスを買いました。tomohachiとかYewonとか、流行りのYouTubeギタリストは大体テレキャスを使っていたので、テレキャスにものすごい憧れがあったんですよね。テレキャスのリアでチャキチャキサウンドが出せたときは感動したのを覚えています。
練習としては音楽部でやることになったセカオワのギタボの練習とか、初めて耳コピに挑戦したり(RADWIMPSのもしもを採譜)しました。2年終わりの春休みに1日1フレーズ録って上げるという活動をしたのですがめちゃくちゃ成長しました。絶対に今もやったほうがいいのは、分かってるんだけどな、なんでやらないんだ。
3年目
3年目にしてかなりグレードアップしました。ギター、オーディオIF、エフェクター、マイクを新調しました。何から語ろうか。
じゃあまずギターから。この頃ヒトリエにはまってまして、トーキーダンスとかのライブ映像を狂ったように見てたんですよ。必然的にリードのシノダに目が行くわけで。まぁ、その先は分かりますよね。ひたすらにジャズマスが欲しくなり、オタクなので人と違うのは嫌でホロウボディのこいつを買うことになってました。ローズ指板、プリセットスイッチがあるとかの条件はありましたが自分でも変なやつ買ったなぁとは思ってます。ただ今でもとても気に入ってますしメインギターです。
次にオーディオIF。これは付属しているDAWがStudio One Artist(1万円相当)でとてもコスパが高かったというのが大きな理由です。MixerノブがあってダイレクトモニタリングとPCからの音のバランスが取れるのもグッド。デザインもかっこよくて表側にメーターが付いているのも気に入ってます。ここでAD/DAコンバータの質の重要性に初めて気が付きました。スピーカーからまるで違う製品かと思うぐらいいい音が出るのです。パソコンの音質上げたい人は絶対に買うべき。
そしてエフェクター。実はPODGOを買う前にNUXのMG-30を買って失敗しているのですが(返品した)、それは置いといてめちゃくちゃ良い機材です。tomohachiの配信をよく見てたので、音作りをアップグレードする中で必然的にLINE6製品が欲しくなったんですよね。hxstompにしなかったのは単純にお金がなかったからです。ただ機能的にpodgoは制限が多いので今ならhxstompをおすすめします。placater dirtyというFriedmanのモデリングアンプが最強です。最近ようやく手放す決断をしました。便利すぎて全然コンパクトを宅録に使えてないので、思い切って手放すことにしました。
最後にマイクです。これは高専祭の出し物(動画製作)をするにあたって必要になったマイクをそのまま使っています(予算で買ったとか言えない)。ダイナミックマイクとは圧倒的に解像度と音抜けが違うので驚きました。
練習としてはもう今とほぼ変わらないです。弾きたいフレーズがあったらそれをコピーしたり、TAB譜を作ったり。この頃からあまり上達していないとは言えない。
4年目
4年目はミキサーを導入したことでシステムが複雑になりました。文字で説明しても結局あんまりわからないと思うので画像を解読してもらえればと思います(説明がめんどくさかったわけではない)。
ミキサーを導入した理由としては、マイクとギターの音量調整がオーディオIFでは難しかったからです。ミキサーのマイクプリアンプを通すことでマイクも聞きやすくなりました。主にギターの音をミキサーからAUX SEND経由でオーディオIFに送って録音してました。
DIを導入した理由としては、ハードのアンシミュとソフトのアンシミュの両方を試したかったからです。BIAS COMBO Eliteというなんでも入りのアンシミュをゲットしたので、それも音作りに使っていこうと思い、DIのリンク機能を使って音をパラる方法を思いついたのです。結果としてはリアルタイムで弾くにはソフトのシミュレータでは反応が悪いということで次第に使わなくなりました。音作りの幅が広すぎて時間がかかるというのもあります。
練習は3年目と変わりません。耳コピのスピードが少し早くなった気がするだけかな。
5年目~
ソフトシミュを使わなくなったことからDIがなくなり、ミキサーが進化しました。このミキサーを選んだ理由としてはSENDが2系統ついていて、マイクとギターをそれぞれ別チャンネルでオーディオIFに送ることができたからです。何気に3バンドのEQが気にいっていて、MIDを上げると音がイキイキするんですよね。これに気づいてからギターの音作りにもEQを積極的に使うようになりました。
あとマイクが変わりました。別に前のマイクに不満はなかったのですが、見た目からなんとなくラージダイアフラムのコンデンサマイクが欲しくなり、一番安かったものを買いました。3千円ぐらいだったかな。最近ノイズが乗ってきたので買い替えを検討してます。
理想
先日zoomから待望の32bit float録音対応のミキサーが出たので、既にポチってます。届くのが楽しみです。これを基幹にラックプロセッサーにも手を出したいなと思っています。上の図の空間系ボードをラックで組んでみるのも面白そうですがとりあえず内蔵のエフェクトを確かめてからですね。286sはコンプレッサーなどのボーカルに必要な処理をする用途で考えてます。
あとアクティブDIを復活させたのはpodgoの音も捨てがたいからです。ドライも録音しておき、Helix Nativeを導入して後で処理してみようと思っています。あとシンプルにZ-TONE DIの効果が気になる。
買いたいギターとして挙げているのはVanzandtです。tomohachiの影響です。ずっとデジマート見てるんだけど欲しい条件のやつがなかなか出てこない、、
新しいハードのアンシミュはTwo NotesのOPUSです。すでに持ってるんだけどなかなか使いこなせてません。ただ音はめちゃくちゃ良いです。また使い方のレビューとかしたいな。
そろそろスピーカーを買い替えろと言われそうなのでEris3.5を挙げてます。単体でEQ補正できるモニタースピーカーは確かにちょっと欲しいんですよね。
ただこのミキサー、モニターが1系統しかないのが惜しいんですよね。これだけのチャンネル数あるんだから2系統は欲しかった。あればK240とかのオープン型ヘッドフォンを試してみたいんですけど、ヘッドフォンアンプを買うしかないのかなぁ。
最後に
以上、これまでの機材遍歴とこれからの理想の機材まとめでした!ここまでご覧いただきありがとうございました。終わりがないのがこの世界のいいところなので、一度入った身として最後まで駆け抜けていこうと思います。最後はいったい何歳なんだろう。逆にミキサーとか使わずにテープレコーディングしてるかもしれない。
気になったことがあればインスタのDMにでも何でも聞いてください!それではまた!