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作者が出てくるyoutube
本に出てくる人がyoutubeで喋っているのを見つけたとき、実在したのかと不思議な気持ちになることがあります。
動画を見たあと本文を読むと頭の中で声が再生されて面白かったです
見城徹氏
自分の中で折り合いのつかない人にしか俺は興味なくて、それを表現することによって折り合いをつけるのが表現者だからね。
僕は自分に強いコンプレックスを持っているため、作家と話していると、その人のコンプレックスをすぐに嗅ぎ当てられる。僕はコンプレックスのデパートなのだ。これは一種の特技と言っていい。
僕は作家に、そこを掘り下げて書くように進言する。コンプレックスのある所にこそ、文学的な黄金の鉱脈があるからだ。
ネットを不満のはけ口として利用している人間は、大きな仕事もできなければ、実のある人生も送れないと思う。健全な人間にとって必要な、負のエネルギーの蓄積が行われないからだ。
いつの頃からか、僕自身も手紙で何かを頼まれるようになった。
そうなって初めてわかったのは、いかに自己中心的な手紙が多いかということだ。それらはことごとく、読むに値しない。
見ず知らずの人の長い自己紹介や近況報告に、一体誰が興味を持つだろう。初めて出す手紙には自分ではなく、相手のことを書くべきだ。
(以下の箇所は林真理子さんのパートから)
私はまるで催眠術にかかったように、話に引き込まれていました。見城さんは、とにかく断定的に物を言うのです。この話術が、見城さんの真骨頂なのだと思います。言われるほうは、とにかく気持ちがいい。
仕事のできる人には特徴があります。それは、見た目がシンプルだということ。(中略)私はプロとアマチュアの違いとは、無駄の差だと思います。プロはとにかく無駄がありません。
岡田斗司夫氏
「サラリーマン金太郎」という漫画に感銘を受けたのですが、そこでいわれていたのは、男にあるのは所有感と責任感だけだ。この二つを合成ベクトルとしてみれば、愛情そっくりに見える。だから女性はそれを愛情と錯覚してしまう。
少女漫画で、女の子数人に好意を寄せられる男がいても、最終的には主人公の女の子を選ぶ。(中略)でも、それは実際の男社会ではありえない。
男社会での男らしさというのは、自分を好きだと思ってくれる女の子全員の幸福を追求することなんです。
会社でいえば、自分を慕ってくれる部下を切り捨てる上司は男らしくない(笑)それが男性原理の大事な部分なんですね。
男っていうのは我慢する存在だというのが前提で、自分の一番大事な、近しい人間は、自分に次いで我慢できる存在でなければならない。つまり、自分と一緒に我慢してくれる相手。
だから男は一番大事な女を見つけると、それを隣に置いて、いっしょに我慢しようと要求する。ところが、女の子の場合、恋愛のクライマックスでは、自分が一番大切にされなければならない。
『性という饗宴』は伏見憲明さんとゲスト40人以上が対談している本で、かなり分厚い。現在は絶版になっているようです。