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ケララ州の本格ミールスを Little India で

 ケララ州って、響きがよくないですか?インド南端、海に面して海産物が豊富、まさしく楽園。
 そんなケララ州の本格的な味が楽しめる店との触れ込みで、かつ金曜日にSpecial Lunch としてミールスの提供があるということで、これはぜひ行かなければ、とランチに合わせてでかけました。場所はこの前のMuthu's Curry の隣でした。Spice Junction

 ミールスなのでもちろんバナナリーフで供されます。バナナリーフで出されると、手で食べるおいしさが更に増すような気がするので不思議です。
 ライスは、バスマティとケララライスを選べたので、迷わずケララライスにしました。バスマティのように細長くはなく、丸っこい感じで、カレーに馴染んでするするっと食べられます。
 「これがケララ料理だ!!」って自信を持って言うには、行ったことがないので無理なのですが、辛味を押さえているからなのかもしれませんが、全体的に柔らかさと温かさを感じる料理でした。野菜が豊富に使われていたのもウレシイ。

 店の雰囲気は少々高級目で、キレイで明るいです。お客さんは少なくとも私のいたときはインド系ばかりでした。店が暗いと正直圧力を感じてしまうのですが、全然そうではなかったです。


 さて、短い3日間でしたが、「シンガポールインド系」はこれで終了いたします。軽く纏めておきます。

フィッシュヘッドカレー:Muthu's
ランチタイムミールス: Spice Junction
Masara Dosa: テッカセンター
Appam :テッカセンター
Murtaba: テッカセンター近辺

 全体的に辛さ抑え目で、これがシンガポール風なのか、と思わされます。次に行くマレーシアは、マレー人が結構辛いの好きなところから、違いがあるのでは、と予想されます。日本では大抵の店は辛さを選べるので、「本場風」と「日本の現地風」の選択肢がそれでもあるのですが、これって、今後の課題になりうるのでは、とも思いました。例えば日本の中華料理で言うと、日本のお得意な現地化で中華料理らしくないものも増えてきているその反動も少しはあると思うのですが、「ガチ中華」とも呼ばれる、「現地の味」を求める動きができました。
 そんな、深いところをいろいろ店の人に聞いてみたいのですが、日本にいれば、多少は複数回行くうちに話ができる機会もできるのですが、旅行者ではしかたないですね。

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