LITTLE INDIA でカレーを食べながら「食と宗教」について考える①
ペナンでヒンドゥー教寺院「Sri Maha Mariamman Temple」から一食をご馳走になった件がかなりの衝撃で、一気にヒンドゥー教が身近に迫ってきています。
ー前項ー
「食」と「宗教」
思うのですが、例えば移民の方々が心細い中で拠り所にするのは、まずは「宗教」と「食」ではないかと思います。マレーシア、シンガポールに、数多く隣接しているところが見られます。(なかなか日本の文化の中では実感し辛いところかもしれません)
ヒンドゥー教が(気持ち)身近になった今、少しその繋がりを自分なりに考えてみたいと思うのです。シンガポール、ジョホール、マラッカ、イポー、ペナン、KLそれぞれに、LITTLE INDIAというコミュニティーの集合体があり、寺院とレストランがたくさんあり、それらを思い出しながら。
全量を纏めると量もそれなりになりますので、まずは「ペナンvsマラッカ」という形でいきたいと思います!
1.ペナン
ペナンのLITTLE INDIA はエリアも広めでレストランも多く、観光的にも大きな名所になっています。
ヒンドゥー寺院はたくさんありますが、LITTLE INDIA の入り口に聳え立つのが「SRI MAHA MARIAMMAN TEMPLE」
建立=1833年
神様=MARIAMMAN神。
南インド農村部の地母神で、病気からの保護を司る。
南インドの神様だけあって、シンガポール、マレーシアにSRI MAHA MARIAMMAN TEMPLEはたくさんあります。
2.マラッカ
マラッカのLITTLE INDIA は、レストランは数件程度で比較的こじんまりしています。しかしながらマラッカはCHETTI MUSEUM, KAMPUNG CHETTIを擁するCHETTINAD に特別な場所なので、寺院を2軒載せます!
・SRI MUTHU MARIAMMAN TEMPLE
建立=1822年
神様=MARIAMMAN神
もちろんチェティアールによって建てられました。
・SRI POYYATHA VINAYAGA MOORTHY TEMPLE
建立=1781年 マレーシアのヒンドゥー教寺院で最古!
神様=GANESHA神 象さんの像で目立つ神様
こちらもチェティアールによって建てられています。
SRI MUTHU MARIAMMAN TEMPLE のほうは、LITTLE INDIAから徒歩30分程度と若干離れています。近辺にCHETTINAD のレストランがないのか探してみたのですが、どうも見当たりません。LITTLE INDIA には少なくとも2軒はCHETTINAD の看板を揚げているレストランがあるので、KAMPUNG CHETTI にお住まいの方々はそちらまで行くのか? 「食と宗教」の繋がりについて、もう少し調べられれば、と思います。