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BABA AND NYONYA HERITAGE MUSEUM に行ってみました!

 実はあまり博物館に行くことはありません。
 何か、如何にも「作られた」人工的な構成の気がして、本来的にはもっと「街中に残る自然な文化が見ていていいんだよな」、ってかなり偏屈な人間です。しかしプラナカン文化は、何といっても「融合」の文化です。行ってみなきゃあ。観光客の拠点となるJonker Street の一つ隣の通り、Heeren Street(別名億万長者通り)にあります。

 ある程度認識がある通りの「豪華絢爛」な世界です。見ていて眩暈がしてくるくらい。




 博物館は1Fと2Fの構成です。プラナカン文化は、中国とマレー文化の融合と言われているのですが、1Fには専ら中国文化、2Fには中国文化に一部BRITISHの影響を受けた文化が展示されています。


 さて、一通り回りまして、はて、プラナカンは「中国とマレーの融合」といっても、ここは専ら中国(およびBRITISH)じゃあないか、って疑問を持ちます。そこでスタッフの方に伺ったところ、「ここの博物館での展示は家具が中心になって、プラナカンの歴史の中で(財産を作った)中国人が一度中国に帰って(豪華な)調度品を持ち帰った歴史があり、展示としては中国が中心になってしまうんです」ということです。なるほど!疑問に思えば聞いてみるものですね。
 でも、我々(もしくは私💦)がババニョニャといってまずは浮かぶ、例えばニョニャラクサの、「中国とマレーの融合」の世界が、どこかで博物館と一致して欲しかったんです。そうすれば非常にわかりやすい!
 プラナカンのババニョニャ世界は、もう少し後に行くペナンも双璧として強くあります。こちらでもゆっくりと世界に浸ってみますね。
 出口に、如何にもありそうな、土産物がありました。パステルを多用した美しい世界。これがプラナカンなんですよね。頑張ってニョニャラクサと繋げてみます(笑)


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