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Little India の聖地「テッカセンター」でアッパムとドーサを食べる

 シンガポールに着いた夜遅い時間に下見を致しましたテッカセンター。
 翌日しっかりと行きました。中国語では竹脚中心というのですね(香港の建物の工事現場で竹を組み立てるのを思い出します)。

 MTRのLittle India 駅の真ん前です。
 1Fには肉野菜果物の市場と、ホーカーセンターがずらりと並びます。(2Fには衣料品が並ぶのを見たのですが、登ってはおりません💦。)
 ホーカーセンターは、当然ながらインド料理の店が多いのですが、中華の店もそこそこありました。意外! インド料理が集まるエリアにはインド系の人が多く、中華のエリアでは中国系が多い。当たり前かも。でも、中華系の人がスプーンを使ってビリヤニ食べたり、インド系の人が中華の麺を食べたりしているのを見ると、さすがシンガポール!と思わされます。

 テッカセンターのホーカー料理はビリヤニが主力のように見えました。続きドーサ、パラタその他の軽食の「ティファン」の店が並びます。ビリヤニって普通かなりボリューミーだしその日はやめておこうかと、まずはアッパムの店を選びました。

 アッパムはインドのクレープとも呼ばれる、専用の鍋に、次々と焼いていく、といった料理です。ココナッツ風味のソースとオレンジの砂糖の2種類のソースを付けて食べるのがシンガポール流だそうです。
 これ、南インドでは少々違い、プラタにカレーを付けて食べるのと類似だそうです。マレーシアもシンガポールと同じ。
 日本の南インド料理にもティファンを出す店が増えてきているのですが、アッパムが食べられる店は数少ないです。ランチタイムに行ったら「夜しかできません」って言われたり。でも、たぶん南インド式なので、オレンジの砂糖は出てこないんでしょうね。YouTubeでシンガポール式の紹介があって、これぜひ食べてみたいと思っていました。おいしかった!



 続きまして、一度安宿に戻り用事を済ませた後に再訪。今度は別の店でドーサを頼みました。マサラドーサ。ジャガイモ入りで、結構お腹も満足できます。これが@S$2.50  いいわあ。

 テッカセンターはやっぱり規模も大きく観光客を集める施設です。「ローカル度」の観点からは、前項の「全インド系の人の店に紛れ込んだ店」がローカル度A, テッカセンターがローカル度B, Muthu'sがローカル度C といった感じでしょうか。たぶんデフォルトとしてのインドスパイス度も比例するように思います。
 でも、テッカセンターはホーカーです。南インドの「ミールス」のようにバナナリーフで出されるセットメニューを出す店はありません。これも経験しておきたいので本日27日のランチに行ってみました。次項で報告します。

参考:中華系の店が並ぶエリア=中華系の人を多く見かけます

インド系の店が並ぶエリア=インド系の人を多く見かけます

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