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インドのコーヒー文化の探求をしまっすー予告編ー


 インドのコーヒー豆を買いたくて、江戸川橋のマメココロさんにやってきました。ここは生豆の販売で客の好みに応じた焙煎を5分待てばやってくれるありがたい店です。さあどれにしようか!「新入荷」に弱い!

「ニルバーナ チャンドラギリ」
 商品データが今一つ不明だったので、下記WEBサイトを参考にさせていただきました。

 生産地=Chikmagalur.  Chikmagalur は、カルナカタ州にある「The land of Coffee」と呼ばれる地です。Wikipediaさんに教えていただきました。

 何と!"Chikmagalur where it's believed Baba Budan first introduced coffee to India." ということです! インドのコーヒーの歴史の教科書の最初のページに出てきます。「1690年代後半にインドのイスラム僧侶Baba Budan が、巡礼の帰りにイエメンから隠し持ち帰った」ところから始まります。そんな、非常に由緒正しい地なんですね。

 普通インドのコーヒーというと下記右に代表されるように、非常に苦みが強くて酸味に欠ける印象なのですが、この豆はかなりバランスが取れています。中南米の人気の高い豆みたいですね。カルナカタ州のコーヒーが一般的に苦みが強いとすると、「チャンドラギリ」と呼ばれる品種は少々希少価値的な扱いになるのでしょうか。焙煎が少々落ち着いたら、早速飲んでみたいと思います。

 ちなみにですが、チャンドラギリをGoogle Map で調べると、チェンナイに近くになって、アーンドラ・プラデーシュ州なんですよね。chikmagalurとは全然離れている!

 たぶん 本場をベースにした Blue Tokai さんが詳しそうなので、今度行ってみて、必要であれば修正いたします。


 そして、インドのコーヒーの探求です。
 ネットでささっと調べる限りでは「1690年代後半に Baba Budanが・・・」。そしてそれ以降の途中経緯がよくわからず、「南インドでは紅茶よりもコーヒーのほうがよく飲まれています」になってしまうようです。そして、飲み方は伝統的なコーヒー文化では「フィルターコーヒー」が主流です。マレーシアのLittle India のレストランでテタレと選ぶ形でしばしば飲みました。

 フィルターコーヒーについては「いんどの珈琲メルティコーヒー」さんの記事が詳しいです。

 このフィルター、ベトナムコーヒーの抽出用の「カフェ・フィン」に類似じゃあないですか?ベトナムのカフェ・フィンは、フランスが起源です。インドのフィルターコーヒーは、フランスルートとは異なるのか?

「いんどの珈琲メルティ―コーヒー」さんより引用
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ベトナムのカフェ・フィン

 「インドのコーヒー文化」で、もっともっと知りたいことがたくさんあります。
・栽培の歴史
・焙煎の歴史
・抽出の歴史

 そして最も知りたいのは「マレーシアのKOPI文化との関連」です。
 例えば、マレーシアのテタレは、起源はインドのマサラティーにあると思うのですが、コーヒーもたぶん同じだと思うんですよね。
 

「ニルバーナ チャンドラギリ」を飲みながら、ゆっくりと調べていきたいと思います。






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