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ヨーロッパ初のマレーシア料理! In Barcelona

 ボルドーのメドックマラソン参戦後、帰途スペインに寄っているのですが、フランス→スペインで初めてマレーシア料理の店に行くことができました!
 どうも事前の勉強ではフランスにはあまりなさそう。バルセロナには数件候補がありそうで、ワクワクして出かけました。
Restaurant Malaysia Barcelona

 市内中心部から遠くはないところで、有名な観光名所、ガウディの建築で高名なカサパトリョ、カサミラ双方を通り、天才の仕事に改めて感銘を受けながら店を目指したわけです。
 店は13:00開店で、開店第一号で入店です。さすがスペインですね。一日の時間軸がわが日本とでは1-2時間、数時間遅れるようです。30人程度は入れそうな比較的大きな店ですが、開店当初はお客さん他にいなくて焦りましたが、徐々にお客さんも来店して安心した次第です。

 ようやく来れたマレーシアレストランで、じっくりと、数品を頼んで堪能したかったのですが、諸事情もあって単品にしました。カレーラクサ。

 いやあ、これです、これ!
 ヨーロッパのパン食中心が10日ほど続き、さすがの私も「アジアの食」を求めてしまった頃合いでした。もう少しピリっと辛みを入れて欲しかったのですが、これも「現地風」かと納得し、それでも最後のスープの一滴まで堪能させてもらいました。ごちそうさま。

 店内は、マレーシアの飾りが多く使われています。
 お客さんは、多くの国籍文化の方が多そうでした。店のスタッフに客層を聞いたら真っ先に「International !」と答えられた、そのままの感じです。


 ヨーロッパでマレーシア料理と言うと、イギリスは歴史的事情もあって多そうですが、他の国ではどうしてもマイナーかもしれません。ぜひここスペインでも頑張ってマレーシアの味を広めていただきたいと切に願う次第です。

 さて、そうなのですが、やっぱりここはヨーロッパであり、スペインですね。いくらマレーシアの飾りつけが多種あっても、どうも「空気感」は日本のマレーシア料理店と比べても、どうしても違うんですよ。日本にいてマレーシアの方に会う時は、かなりの高確率で瞬時に親近感で一杯になるのですが、Restaurant Malaysia では、それでも「ヨーロッパの空気」です。ひょっとすると自分で勝手に壁を作っているのかもしれませんが、アジアの空気との温度差はどうしようもないのかもしれません。
 でも、店のスタッフさんが言われたようにお客さんはInternationalです!それだけにマレーシアが受け入れられているのは、少々時間がかかっても、「マレーシアの空気」が蓄積されていくような、そんな思いで店を出ました。ああおいしかった!


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